#7 キャリアアドバイザーTさん
eeevo がお届けするマレーシア転職経験談シリーズ第一弾は、マレーシアでRA(リクルートメントアドバイザー)として活躍するTさんのストーリーです。
30代でマレーシア転職に挑戦したTさんは、東京の商社マンとして10年の勤務後、沖縄への5年間の移住後、マレーシア移住をした面白い経歴の持ち主です。
また、2人のお子さんを連れてのマレーシア移住ということで、これから家族でマレーシアに移住したいという方も参考になるインタビューとなりました!
「マレーシアに興味はあるけれど、踏み出せない…」という方は、ぜひ参考にしてください!
お名前 | Tさん |
マレーシア歴 | 2024年5月~現在 |
仕事内容 | RA(リクルートメントアドバイザー) |
マレーシアでの仕事と生活について
ーー本日はよろしくお願いいたします!
よろしくお願いいたします!
ーーマレーシアに来たのはいつですか?
2023年の5月に移住して、今でちょうど10ヶ月ほどになります。クアラルンプールにある人材紹介会社で、リクルートメントアドバイザー(RA)として働いています。企業に日本人求職者を紹介する仕事をしています。
ーーマレーシアで働くようになったきっかけを教えてください。
一番大きかったのは、子どもたちに海外の文化や空気に触れてほしいという思いでした。
自分自身もいつか海外で働いてみたいとずっと思っていたので、それを実現する良いタイミングだと思いました。
ーーマレーシアを選んだ理由は何だったんですか?
日本から比較的近くて時差も少ないので、日本にいる家族とのやりとりがしやすいこと。
あとは気候が温暖で、冬がないので生活しやすかった点ですね。
また、多民族国家なので、さまざまな文化に触れられるのも魅力でした。英語が通じやすい点も大きかったですね。
これまでのキャリアと、転職活動について
ーーマレーシアに来る前は、どんな仕事をされていたんですか?
日本では2社経験しています。
1社目は商社で10年ほど営業をしていました。北米から輸入した製品を日本の企業に販売して、納品後のアフターサポートまで対応していました。取引先とのやりとりは英語でした。
ーーその後、沖縄に移住されたんですね。
はい。商社時代はアメリカとのやり取りが多く、深夜や早朝の対応が続いていたんです。10年間続けましたが、やはりハードな労働環境であったため、「一度立ち止まって、自分の人生を見直したい」と思うようになりました。
妻と出会ったのもその頃で、彼女はワーホリでオーストラリアなどに行っていた経験がありました。仕事を辞めた後、二人で半年ほどニュージーランドやオーストラリアを周遊しました。
ーーその後、マレーシアに移住されたんですよね。マレーシア就職の転職活動はどのように進めたのですか?
実は本格的な転職活動はしていなかったんです。いくつかの人材エージェントのリクルーターと面談はしましたが、応募はしていませんでした。
そんな中、妻がWeb制作の仕事をしていたので、「Web制作」「営業」などで調べていたら、今の会社の求人に出会いました。人材業界は未経験でしたが、企業の理念やコアバリューに共感して、応募しました。
ーー入社までの流れはどのような形だったのですか?
応募したのが2023年10月頃で、最終面接を経て2024年1月に内定をいただきました。ちょうど下の子の保育園入園のタイミングもあり、5月末まで待っていただいてからの渡航でした。
マレーシアでの暮らしと家族との時間
ーー実際に暮らしてみて、マレーシアはどうですか?
想像以上に良かったですね。まず、人が本当に優しいです。子どもを連れていると、よく声をかけてくれたり、バスや電車で席を譲ってくれることも多いです。東京と違って、人と人との距離感に余裕があるように感じます。
ーー反対に、大変だと感じたことはありますか?
子どもの食事には少し苦労しました。ローカルの屋台は辛い料理が多いので、子どもたちが食べられる店を探すのが難しいです。「辛くないように」とお願いしても、結局辛い料理が出てくることも(笑)
ーーお子さんたちは現地の保育園に通っているんですよね?
はい。上の子が通っている保育園は年齢で分けられていなくて、8〜9歳の子も一緒にいます。朝8時から18時まで預かってくれて、教育は英語がメインです。宿題では中国語もありますね。下の子は年齢ごとのクラスに分かれています。
唯一困るのが、年に数回ある「タームブレーク」と呼ばれる長期休みですね。
その間は子どもの相手もしないとなので、そこだけ少し大変です。
これからマレーシアに移住する人に向けてメッセージ
ーーマレーシア就職を目指す人に伝えたいことはありますか?
自分が何をやりたいか、なぜ海外で働きたいのかという“軸”を明確にすることが大事だと思います。国によって環境や条件も違うので、自分で調べて、自分なりに納得のいく選択をしてほしいです。
ーー今日は貴重なお話をありがとうございました!
こちらこそ、ありがとうございました!
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・ジョホールバル:マレー半島南端に位置するシンガポ―ルに最も近い町。日本人コミュニティあり。求人情報数は少ない。
・サバ州/サラワク州:ボルネオ島に位置し、製造業が多いエリア。求人情報数は少ないが、給与は高め。
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