#7 キャリアアドバイザーTさん

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更新日:
2025.05.14

eeevo がお届けするマレーシア転職経験談シリーズ第一弾は、マレーシアでRA(リクルートメントアドバイザー)として活躍するTさんのストーリーです。

30代でマレーシア転職に挑戦したTさんは、東京の商社マンとして10年の勤務後、沖縄への5年間の移住後、マレーシア移住をした面白い経歴の持ち主です。

また、2人のお子さんを連れてのマレーシア移住ということで、これから家族でマレーシアに移住したいという方も参考になるインタビューとなりました!

「マレーシアに興味はあるけれど、踏み出せない…」という方は、ぜひ参考にしてください!

 

お名前 Tさん
マレーシア歴 2024年5月~現在
仕事内容 RA(リクルートメントアドバイザー)

 

マレーシアでの仕事と生活について

 

ーー本日はよろしくお願いいたします!

よろしくお願いいたします!

 

ーーマレーシアに来たのはいつですか?

2023年の5月に移住して、今でちょうど10ヶ月ほどになります。クアラルンプールにある人材紹介会社で、リクルートメントアドバイザー(RA)として働いています。企業に日本人求職者を紹介する仕事をしています。

 

ーーマレーシアで働くようになったきっかけを教えてください。

一番大きかったのは、子どもたちに海外の文化や空気に触れてほしいという思いでした。
自分自身もいつか海外で働いてみたいとずっと思っていたので、それを実現する良いタイミングだと思いました。

 

ーーマレーシアを選んだ理由は何だったんですか?

日本から比較的近くて時差も少ないので、日本にいる家族とのやりとりがしやすいこと。
あとは気候が温暖で、冬がないので生活しやすかった点ですね。
また、多民族国家なので、さまざまな文化に触れられるのも魅力でした。英語が通じやすい点も大きかったですね。

 

これまでのキャリアと、転職活動について

 

ーーマレーシアに来る前は、どんな仕事をされていたんですか?

日本では2社経験しています。
1社目は商社で10年ほど営業をしていました。北米から輸入した製品を日本の企業に販売して、納品後のアフターサポートまで対応していました。取引先とのやりとりは英語でした。

 

ーーその後、沖縄に移住されたんですね。

はい。商社時代はアメリカとのやり取りが多く、深夜や早朝の対応が続いていたんです。10年間続けましたが、やはりハードな労働環境であったため、「一度立ち止まって、自分の人生を見直したい」と思うようになりました。
妻と出会ったのもその頃で、彼女はワーホリでオーストラリアなどに行っていた経験がありました。仕事を辞めた後、二人で半年ほどニュージーランドやオーストラリアを周遊しました。

 

ーーその後、マレーシアに移住されたんですよね。マレーシア就職の転職活動はどのように進めたのですか?

実は本格的な転職活動はしていなかったんです。いくつかの人材エージェントのリクルーターと面談はしましたが、応募はしていませんでした。
そんな中、妻がWeb制作の仕事をしていたので、「Web制作」「営業」などで調べていたら、今の会社の求人に出会いました。人材業界は未経験でしたが、企業の理念やコアバリューに共感して、応募しました。

 

ーー入社までの流れはどのような形だったのですか?

応募したのが2023年10月頃で、最終面接を経て2024年1月に内定をいただきました。ちょうど下の子の保育園入園のタイミングもあり、5月末まで待っていただいてからの渡航でした。

 

マレーシアでの暮らしと家族との時間

ーー実際に暮らしてみて、マレーシアはどうですか?

想像以上に良かったですね。まず、人が本当に優しいです。子どもを連れていると、よく声をかけてくれたり、バスや電車で席を譲ってくれることも多いです。東京と違って、人と人との距離感に余裕があるように感じます。

 

ーー反対に、大変だと感じたことはありますか?

子どもの食事には少し苦労しました。ローカルの屋台は辛い料理が多いので、子どもたちが食べられる店を探すのが難しいです。「辛くないように」とお願いしても、結局辛い料理が出てくることも(笑)

 

ーーお子さんたちは現地の保育園に通っているんですよね?

はい。上の子が通っている保育園は年齢で分けられていなくて、8〜9歳の子も一緒にいます。朝8時から18時まで預かってくれて、教育は英語がメインです。宿題では中国語もありますね。下の子は年齢ごとのクラスに分かれています。
唯一困るのが、年に数回ある「タームブレーク」と呼ばれる長期休みですね。
その間は子どもの相手もしないとなので、そこだけ少し大変です。

 

これからマレーシアに移住する人に向けてメッセージ

 

ーーマレーシア就職を目指す人に伝えたいことはありますか?

自分が何をやりたいか、なぜ海外で働きたいのかという“軸”を明確にすることが大事だと思います。国によって環境や条件も違うので、自分で調べて、自分なりに納得のいく選択をしてほしいです。

 

ーー今日は貴重なお話をありがとうございました!

こちらこそ、ありがとうございました!

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マレーシアで働くならどのエリア?

日本人を対象とした求人が多いのは、日系企業が多い都市部が中心。求人数が多いのはだんとつでクアラルンプールとその近郊のセランゴール州です。
・クアラルンプール(首都):日本人の大部分はクアラルンプール在住。歴史ある日本人コミュニティがあり、発展した住みやすいエリア。求人数は多く、仕事を見つけやすい。
・セランゴール州:クアラルンプール近郊のエリア。工業団地に工場を構える日系製造業多数。求人数は多く、仕事は見つけやすいが、公共交通機関があまり発達しておらず車がないと不便。
・ペナン州:発展したペナン島の都市部が観光地として有名ですが、橋を渡った半島部には工業地帯が広がり日系企業も多数。移動には車が必須だが、程よく発展して住みやすいエリア。求人情報数はあまり多くない。
・ジョホールバル:マレー半島南端に位置するシンガポ―ルに最も近い町。日本人コミュニティあり。求人情報数は少ない。
・サバ州/サラワク州:ボルネオ島に位置し、製造業が多いエリア。求人情報数は少ないが、給与は高め。

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