人気の海外移住先!ペナン島での生活って?物価がより安いって本当?
ペナン島って?
ペナン島とは、マレーシアのマレー半島北西のマラッカ海峡に位置する島です。ちなみにマレー語ではPulau Pinang(プラウ・ピナン)と呼ばれています。島の面積は285平方メートル(日本の淡路島の半分ほど)で、約80万人が住んでいる島です。島自体は本島のすぐ横にあり橋でつながっているため、車で渡ることができます。
ペナン島は移住先としても人気ですが、リゾート観光地としてもとても有名な島で観光名所には数多くの観光客で賑わっています。ペナン島の魅力といえば、マレーシア文化と植民地時代に伝わった外国文化の美しい調和が今でも残されているところではないでしょうか。
特にペナン島の中心地となるジョージタウンは、ヨーロッパとアジア文化が融合されたエキゾチックな建物が多くあり、世界遺産としても登録されるほど!またそれ以外にも、SNS用写真が撮れることで有名なウォールアートや、多くのビーチや自然など様々な方法で滞在を楽しめる場所となっています。
ペナン島での生活ってどんなもの?なぜ人気?
美味しいものがたくさん!
まずペナン島といえば切ってもきれないのが「食」です。ローカルのマレーシア人たちも、ペナン島といえば?と聞くと口を揃えて言うのが食べ物。筆者も以前ペナン島に行った際に、某ファストフード店で食事を済ませたなんて話をした時はローカルの友人に、ペナンまで行ってもったいない!と怒られてしまいました。笑
有名どころで言うと、ペナンラクサやチェンドル、その他パンミーやワンタンミーなどの麺類から飲茶まで様々。そして、なんといってもどれも安い!もちろん高いお店もありますが、ローカルのお店だとやはり美味しいご飯を安くで堪能することができるため、食事を楽しみながら日々の出費を節約できるのもメリットです。
また、まったりとしたペナンの雰囲気にぴったりのおしゃれなカフェなども数多くあるため、たまの息抜きもできますね。
意外と都会!KLと同じくらい栄えてる!
「島」や「リゾート地」というと、なんだか田舎のように聞こえて、生活するには不便そうだなんてイメージをお持ちの方もいるのではないでしょうか?そんなことはありません!!
ペナン島は小さな島ではありますがかなり発展しており、特に中心地はマレーシアの首都であるクアラルンプール(KL)とほとんど変わらないくらい栄えています。
ローカルの屋台や商店街から、大型ショッピングモールや高級レストランなどまでが揃っている上、電子系産業なども盛んでシリコンアイランドと呼ばれているほどです。移動手段としては、バスや配車サービスのGrabも利用できるため車がない方も問題ありません。
また、KLまでは高速バスや車を利用して4~5時間ほどで行くことができるため、時間があれば首都への気軽な移動も可能!飛行機を使えばたった1時間でクアラルンプールに到着します。一方で中心地から離れた場所に行けば、美しい自然やビーチがあり、便利な生活を送りつつ、リラックスした時間を過ごすこともできるのがペナン島です。
物価も安い!
リゾート地でありながらKLと同じくらい栄えていると言うことは、物価が高くなってしまうのではないかと思われている方!心配はいりません!!もちろん栄えている分、他の田舎の地方と比べると物価は上がりますが、それでも日本で生活するよりも何倍も安いのがペナン島移住の最大の魅力の一つです!
賃貸物件も場所や大きさによってピンキリですが、ペナン島の中心地であるジョージタウンのコンドミニアムでも2ベッドルーム(約30坪)の物件で月5万円〜と日本と比べると格安であることがわかります!食事もローカルレストランでしたら300円〜で済ませることができますし、公共交通機関であるバスは50円ほどで利用可能!
ただバスは、マレーシアあるあるですが時間通りに来なかったり、止まる駅名が言われないなど少し利用が難しいので、最初のうちはGrabなどを使う方が簡単で安全です。(Grabはマレーシアで幅広く利用されているタクシーのようなサービスで、歩いて10分程度の距離だと130~180円ほどで利用できる激安配車サービスです)スーパーなどで売っている食料品などの価格はKLなどとあまり変わらず、観光地だからといって特別高い料金を払う必要はありません。
日本のものはどのくらい揃う?
日本食はマレーシアでとっても人気!もちろんペナン島にも数多くの日本食レストランがあるため、日本食が恋しくなった際も心配ご無用!レストラン以外にも、ペナン島には日本でお馴染みのイオンがQueensbay Mallの中にあります。イオンでは日本のお米や醤油・酒・みりんなどの調味料、日本のインスタントラーメンなど最低限必要なものは買い揃えることが可能です。また、トップバリュ商品も取り扱っているのも嬉しい点ですね。
さらに、ペナン島の代表的なショッピングモール・ガーニープラザの近くには、「明治屋」という、日本食材のみを取り扱ったローカルスーパーもあります。比較的安価で日本の食品を手に入れられるので、のぞいてみると楽しいかもしれません。
もっと日本の商品が欲しい場合はオンラインショッピングも活用できます!!
2年ほど前にマレーシアに進出し、KLやセランゴール州で店舗を構えているDon Don Donki(ドンキホーテ)もShopeeでオンライン販売をしているので要チェック!
Don Don Donki Shopee はこちらから
まとめ
今回は、最近人気急上昇中の移住先であるペナン島の魅力についてご紹介しました。
観光客も多く、ある程度日本のものが揃うペナン島ですが、KLなどと比べるとやはり日本人滞在者の数は少ないです。だからこそ、ペナン島では他の場所に比べてもよりマレーシア色を感じることができ、さらにマレーシア移住を楽しめるのではないでしょうか。
この機会に、ペナン島への移住も視野に入れてマレーシア就職をしてみるのもいいかもしれませんね。
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マレーシアで働くならどのエリア?
・クアラルンプール(首都):日本人の大部分はクアラルンプール在住。歴史ある日本人コミュニティがあり、発展した住みやすいエリア。求人数は多く、仕事を見つけやすい。
・セランゴール州:クアラルンプール近郊のエリア。工業団地に工場を構える日系製造業多数。求人数は多く、仕事は見つけやすいが、公共交通機関があまり発達しておらず車がないと不便。
・ペナン州:発展したペナン島の都市部が観光地として有名ですが、橋を渡った半島部には工業地帯が広がり日系企業も多数。移動には車が必須だが、程よく発展して住みやすいエリア。求人情報数はあまり多くない。
・ジョホールバル:マレー半島南端に位置するシンガポ―ルに最も近い町。日本人コミュニティあり。求人情報数は少ない。
・サバ州/サラワク州:ボルネオ島に位置し、製造業が多いエリア。求人情報数は少ないが、給与は高め。
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