マレーシアで働く-病欠に必須の書類「MC」って何?
「病気で欠勤」の場合に使われる「MC」の意味とは?
マレーシアで働いていると、おそらく耳にするのが「MC(エムシー)」という言葉。使われた方としてはこんな感じ。
「あれ! (同僚の)●●●は、今日はまだ来てないんだね?」
「ああ、●●●はエムシーだよ」
この「MC エムシー」は「Medical Certificate (診断書)」の略。マレーシアの多くの企業では、病気で休む場合には医師の診断書(MC)の提出が義務付けられているのですが、なぜか「診断書」を意味する「MC」が「病欠」の意味合いで使われているようです。

「MC」を取得する方法
基本的にはMCは、休む当日、または前日に病院やクリニックで取得する必要があります。
個人的には動けないくらい体調が悪い時にしか会社を休まないので、MCを取得するためにクリニックに行くこと自体がかなり大変。車を持たない一人暮らしにはつらい制度な気がします。
風邪など寝ていれば治る程度の状態なら、家の近くのローカル経営のクリニックが行くのも楽だし、診察料も安いのでおすすめ。初診の場合は身分証を求められるので、パスポートを持参しましょう。なお、企業によっては社員が受診する「パネルクリニック」を指定している場合もあります。
ひと通り診察したら、たいてい医師の方から「MCは必要?」と聞いてきます。もし聞かれなければ、働ける状態なのか、休養が必要かを医師に確認しましょう。
休養が必要となった場合、支払いの際に、薬や領収書などと一緒にMCを渡してくれます。MCには、「診断の結果、●日間は療養すること」とあり、いってみればドクターストップのような内容です。
出社したら、この「MC」を人事の担当者に渡します。
マレーシアでは病気休暇は労働法で規定されているが……
日本では「病欠には有給休暇は使えない!」なんていう会社もまだまだあったりしますが、その点、マレーシアは「有給休暇 Annual Leave」のほかに、有給で休める「病気休暇 Sick Leave」が労働法でしっかり規定されています。
とはいえ、病気休暇の制度を悪用するマレーシア人もいるようで、2019年4月には、4000枚以上の偽のMCを販売した疑いで6人のマレーシア人が逮捕されています。ちなみに、偽MCの値段は1枚25リンギットだったそう。
まとめ MCがないと欠勤扱いにされる場合も
日本とはまったく違うMCのシステムを知らなかったため、きちんと上司に報告してから休んだのに、MCを取得していなくて病気休暇の扱いにしてもらえなかったというケースもあるようです。
入社する際に、病気休暇のシステムについても確認しておくことをオススメします。
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