マレーシア就職に失敗しないための心構え【5選】
多様性(自分と違うということ)を受け入れられる
国が違うので当たり前のことじゃないかと思うかもしれないですが、これはとても重要なことだとです。マレーシアは民族も宗教も多様な多民族国家です。民族によっても習慣や考え方が大きく異なります。そのため日本人同士でコミュニケーションをとるように、1言ったら10わかってくれる、ことだったり、言わなくてもわかる、ということはありません。伝えたいことは言葉にしなくては伝わりませんし、言語レベルによっては伝えたいことの半分も伝わらないということも日常茶飯事です。そのような中でも、自分のことを理解してもらえるように伝え、また相手の言おうとしようとしていることを理解する、という在り方がとても重要になります!
細かいことを気にしすぎない
日本での生活を当たり前に考えてしまうと、マレーシアでは壁にぶつかってしまいます。日本はこうなのに、日本人だったらこう考えるのに、、といった考え方は基本的になくすことが大切です!マレーシアでは断水のタイミングがあったり、シャワーのお湯の出が悪かったり、エスカレーターが頻繁に止まっていたり、道路を一車線つぶして駐車スペースに利用していたりと、何で?と思うことがいろんな場面であります。時には不満に感じたり苛立ちを感じるかもしれませんが、こう言ったことを”そういうもの”と割り切り、この違いすら楽しめるくらいな考えだと生活していてもストレスなくマレーシア生活を満喫できるのではないかと思います!
英語力
英語スキルに関して、なくてもマレーシアにて生活自体はできますが、やはりあったほうがいいです。理由の1つに、仕事の選択の幅を広げることができることです。日本語のみ使ってできる仕事は数や仕事内容が限られています。仕事で利用することを考えると理想はビジネスレベル、少なくとも日常会話レベル以上の英語力をつけておくと、少し仕事の選択肢も広げることができます。
また、上記でも述べているように、国籍も文化も違う人を理解するために共通言語でコミュニケーションを取れるということはとても重要なことです。もちろんジェスチャーや単語レベルでの会話でも意思疎通はできますが、よりお互いを理解するためにも英語は重要だと感じます。
英語に関してはマレーシア渡航後でも学ぶことはできますが、今は便利で手頃なオンライン英会話レッスンがたくさんあるので事前に学んでおくことをお勧めします。
運転スキル / 免許証
首都クアラルンプールでは電車も通ってますし、配車アプリも便利に使うことができます。勤務先も住居もクアラルンプール市内であれば車がなくても生活することは可能です。ただ、やはりマレーシアは車社会のため、少し遠出をしたい場合や、駅がないエリアへ行きたい場合は車があったほうが便利です。行動の幅を広げたい方や、クアラルンプール以外で勤務をされる方は、車が必要であると考えたほうが良いかと思います!
ある程度の貯金
マレーシア就職後でも貯金はできますが、渡航段階である程度の貯金はあったほうが良いかと思います。入社後半年間は30%程度税金で引かれてしまうため、思ったほど手元に残らないと感じるかもしれません。また住居に関しても、デポジット(日本での敷金のようなもの)も必要になり、初期にコストがかかります。条件によって金額は異なりますが、私の場合は月額RM2,300のコンドミニアムを契約し、入居段階でRM9,000ほどの初期コスト(デポジット、1ヶ月目の家賃、駐車場利用等々込みの全額)が発生しました。
生活費に関して月あたりいくらくらいかかるのか気になる方は以前書いた記事を参考に見ていただければと思います!
-【公開】マレーシアでの生活費は月いくらかかる?実際につけている家計簿をお見せします!-
https://eeevorecruit.com/jp/column/real-livingexpenses/
まとめ
上記に当てはまる人であればマレーシア就職、渡航後も文化や考え方の違いの壁にぶつかることなくスムーズに生活ができるかと思います!また現在該当しない箇所があっても、来てから変わる価値観もあるかと思うので、チャレンジしたい思いがあるようであれば、今の段階で不安になる必要はないかと思います!
マレーシア就職を実現し、マレーシアでチャレンジをしたいと一歩を踏み出しているみなさまを応援しています!マレーシア就職に関する個別相談もしているので不安なことや気になることがあればお気軽にご連絡ください!
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マレーシアで働くならどのエリア?
・クアラルンプール(首都):日本人の大部分はクアラルンプール在住。歴史ある日本人コミュニティがあり、発展した住みやすいエリア。求人数は多く、仕事を見つけやすい。
・セランゴール州:クアラルンプール近郊のエリア。工業団地に工場を構える日系製造業多数。求人数は多く、仕事は見つけやすいが、公共交通機関があまり発達しておらず車がないと不便。
・ペナン州:発展したペナン島の都市部が観光地として有名ですが、橋を渡った半島部には工業地帯が広がり日系企業も多数。移動には車が必須だが、程よく発展して住みやすいエリア。求人情報数はあまり多くない。
・ジョホールバル:マレー半島南端に位置するシンガポ―ルに最も近い町。日本人コミュニティあり。求人情報数は少ない。
・サバ州/サラワク州:ボルネオ島に位置し、製造業が多いエリア。求人情報数は少ないが、給与は高め。
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