【テンプレート付き】英文履歴書の書き方と用語集
英文履歴書と日本語履歴書の違い
英文履歴書と日本語履歴書の違いに関してです。一般的に履歴書は英語でResume(レジュメ)やCVと表現されます。日本では就職や転職時に履歴書と職務経歴書を準備しますが、マレーシア就職ではResumeを準備することになります。
各項目などは下記に言及しますが、ここで押さえておきたいのはResumeでは「必要最低限かつ(スキル、資格、受賞経歴など)仕事に関してアピール出来ることを盛り込み、自分を売り込む」というイメージが強いです。いかに書類上で自分を魅力的に見せられるかが重要になります。フォーマットに関しては特定の1つに決まっているわけではなく、比較的自由な形式で記載可能です。
日本語の履歴書/職務経歴書
- ページ数が多く、詳細に情報をまとめる傾向にある
- 職歴やスキルの他に、自己PRや志望動機など、応募者の人柄や熱意を伝える内容が含まれることが多い
英語の履歴書
- 簡潔で明確な書式、シンプルな表現を使用
- 職歴、スキル、実績に焦点を当てる傾向にある
- ページ数が少なく(A4サイズ1-2枚)、ポイントを絞って記載することが一般的
では、下記で作成方法に関してまとめていきます。
英文Resume作成時のポイント
英文resume作成時には自身でゼロから作っていく場合と、Resume作成サイトで作っていく場合の2つの方法で作成ができます。
ここでは自分で作成する場合のポイントを共有します。
ポイント
・一般的に2ページ以下にまとめることが望ましい
・クリアで簡潔なフォーマットを使用し、見やすく整えることが大切
・職歴、スキル、実績、リスト形式で記載する
・適切なキーワードを使用して、自己アピールをする
・特定の仕事に応募する場合、求められるスキルや経験を強調する
・自分の経験に基づく成果や貢献を具体的に記述する
・基本的に箇条書きにまとめる
・上から順に新しい経歴を記載していく(下にいくにつれて過去の経歴になるように)
・大文字で文章をスタート
・主語(I)を省き、動詞で文章をスタート
・カラーは黒一色で統一
入れない情報
・プライバシーに関する仕事に不要な個人情報は記載しない
・通勤時間、配偶者、家族構成、性別の記載も不要
自分で作成する場合のメリットとしては柔軟性があります。どのような形式、配置にも自分で設定できるため100%自分の思い通りのResumeを仕上げることができます。
一方デメリットとしては、0から作成するとやはり時間がかかってしまうこと、初めて作成する場合にはハードルが高く感じてしまうことが挙げられます。
こちらからテンプレートをダウンロードください!→ 【サンプルテンプレート】
Resume作成サイトの紹介
上記で説明したように自分で作成するのもいいですが、今は簡単に作成できるサイトがたくさんあるため、効率化やゼロから作成するのが面倒に感じる方はサイトの活用もいいかと思います!ここでは実際に活用してみた2つのサイトを共有します。
①resume.io https://resume.io
作成自体は無料ででき、PDFデータが1.48USドル(7日間トライアル)でダウンロード可能です。
②VisualCV https://www.visualcv.com/
様々なデザイン性のあるテンプレートが準備されています。PDFデータが15USドル(月額)でダウンロード可能です。
メリットとしてはやはり圧倒的に楽に作成ができ、フォーマットに当て込むだけですぐにデザイン性のあるResumeの作成ができます。またテンプレートも複数あるため、自分好みの見栄えのResumeを作ることが可能です。
一方、デメリットとしては若干柔軟性がかけること、コストがかかってしまうことが挙げられます。ただ個人的には、初めて英文Resumeを作成する方にはこういった際の利用をオススメします。
用語や意味の紹介
追加情報として、Resume作成時に重要となる語彙を記載します。ご活用ください。
学位
学士号:Bachelor of ○○○
修士号:Master of ○○○
博士号:Doctor of ○○○
学部・学科
文学 Arts (Literature)
商学 Commerce
経済学 Economics
経営学 Business Administration
教育学 Education
社会学 Sociology
心理学 Psychology
法学 Laws
理学 Science
工学 Engineering
医学 Medicine
薬学 Pharmacy
農学 Agriculture
獣医学 Veterinary Medicine
情報工学 Computer Science
まとめ
我々はマレーシア転職のお手伝いをさせていただいております。転職にあたりResume作成に関して気になる点や、添削をご希望される方はお気軽に問い合わせいただければ、対応させていただきます。
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マレーシアで働くならどのエリア?
・クアラルンプール(首都):日本人の大部分はクアラルンプール在住。歴史ある日本人コミュニティがあり、発展した住みやすいエリア。求人数は多く、仕事を見つけやすい。
・セランゴール州:クアラルンプール近郊のエリア。工業団地に工場を構える日系製造業多数。求人数は多く、仕事は見つけやすいが、公共交通機関があまり発達しておらず車がないと不便。
・ペナン州:発展したペナン島の都市部が観光地として有名ですが、橋を渡った半島部には工業地帯が広がり日系企業も多数。移動には車が必須だが、程よく発展して住みやすいエリア。求人情報数はあまり多くない。
・ジョホールバル:マレー半島南端に位置するシンガポ―ルに最も近い町。日本人コミュニティあり。求人情報数は少ない。
・サバ州/サラワク州:ボルネオ島に位置し、製造業が多いエリア。求人情報数は少ないが、給与は高め。
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