【マレーシア生活ガイド】温暖な気候、物価の安さ、多様な文化が魅力!
マレーシアは、温暖な気候、美しいビーチ、熱帯雨林、多様な文化など、魅力あふれる国です。
近年、海外移住先として注目を集めており、移住を検討している人も多いのではないでしょうか。 このガイドでは、マレーシア生活について詳しく解説します。
食生活、住環境、文化など、 マレーシア生活に関わる様々な情報が満載です。 マレーシアで充実した生活を送るためのヒントをここで見つけてください。
マレーシア生活の魅力
温暖な気候と豊かな自然
マレーシアは、熱帯雨林気候に属し、年間を通して温暖で過ごしやすいのが特徴です。平均気温は27℃前後で、雨季と乾季がありますが、年間を通して降水量は比較的多いです。豊かな自然にも恵まれており、熱帯雨林が広がるボルネオ島や、美しいビーチが続くランカウイ島など、様々な観光スポットがあります。
物価の安さ
マレーシアは、物価が安いことも魅力の一つです。今は感覚的に日本の約3分の2、物によっては日本と同等程度まで物価はへ変動しているかなと思いますが、それでも選ぶものによって食費や交通費、住居費なども比較的安価です。外食やショッピングも気軽に楽しむことができ、生活費を抑えながら充実した生活を送ることができます。
多様な文化と人々
マレーシアは、マレー系、華人系、インド系など、様々な民族が暮らす多民族国家です。それぞれ異なる文化や習慣を持ち、多様性に富んだ社会となっています。公用語はマレー語ですが、英語も広く通じます。そのため、外国人が生活しやすい環境が整っています。
このように、マレーシアは温暖な気候、豊かな自然、物価の安さ、多様な文化など、様々な魅力を持つ国です。海外移住先として人気が高く、近年注目を集めています。
マレーシア移住のメリット
生活費が安い
マレーシア移住の最大のメリットは、生活費が比較的安いことです。上記でも記載した通り、物価は段々上がってきているかなと感じますが、それでも何を選ぶかで、食費や交通費、住居費なども比較的安く済ませる事が可能です。
外食やショッピングも気軽に楽しむことができ、生活費を抑えながら充実した生活を送ることができます。
英語が通じる
マレーシアの公用語はマレー語ですが、英語も広く通じます。街中には英語の看板やメニューが多く、英語でコミュニケーションを取ることができます。そのため、英語でのコミュニケーションに自信がない人でも、比較的安心して生活することができます。また英語に自信がない方でも、マレーシアでの英語は公用語ではなく、コミュニケーションツールとして使用するので流暢でなくても全く問題ありません(但し、伝えようとする意思は必須です)!!
教育環境が整っている
マレーシアには、インターナショナルスクールや私立学校など、質の高い教育機関が充実しています。
英語での教育を受けられる学校も多く、子供の教育環境を重視する家族にとって魅力的な移住先と言えるでしょう。
マレーシア移住のデメリット
治安が悪い
マレーシアは、治安が良い国として知られていますが、近年はスリや置き引きなどの軽犯罪が増加傾向にあります。
また、地域によっては強盗やひったくりなどの凶悪犯罪も発生しており、注意が必要です。
日本ではなく、あくまで海外なので、夜間の一人歩きや貴重品の管理には十分注意する必要があります。
湿度が高い
マレーシアは熱帯雨林気候に属するため、年間を通して湿度が高く、特に雨季は非常に蒸し暑くなります。
湿度が高い環境は、体への負担が大きくなり、体調を崩しやすくなるというデメリットがあります。
日本語の情報が少ない
マレーシアは英語が通じる国ですが、日本語の情報は比較的少ないです。
日本食レストランや日本語対応可能な病院などは限られており、日本語無しでの生活に慣れるまで苦労するかもしれません。
ただ海外移住では当たり前のことですし、それでも色々なところから日本語情報は入手出来るので、活用しましょう!
マレーシア移住にはいくつかのデメリットがあります。移住前にしっかりと情報収集を行い、デメリットに対処できる準備をしておくことが重要です。
マレーシア生活のリアル
マレーシアの生活費
マレーシアは、物価が安いことで知られる国であり、最近は物価も上がってきてますが、それでも日本の約3分の2程度の生活費で生活することは可能です。具体的には、以下のような内訳になります。但し、あくまで参考程度の情報となる為、実際に住まれる際はご自身でも費用は確認してください。
【食費】
1人暮らし:1ヶ月あたり約2万円~3万円
2人暮らし:1ヶ月あたり約3万円~4万円
3人暮らし:1ヶ月あたり約4万円~5万円
マレーシアの食費は、外食するよりも自炊する方が大幅に節約できます。
屋台やフードコートでは、1食約300円~500円で食事をすることができ、ローカルレストランでも1食約1,000円~2,000円程度で済みます。スーパーマーケットの食材も、日本よりも安価で手に入れることができます。もちろんお店によって値段は違うので安いお店を探してみてください!!
【住居費】
コンドミニアム(1LDK):1ヶ月あたり約5万円~10万円
アパート(1LDK):1ヶ月あたり約3万円~5万円
一軒家(3LDK):1ヶ月あたり約10万円~20万円
マレーシアの住居費は、立地や広さ、設備によって大きく異なります。
クアラルンプールなどの都市部では、家賃が高めですが、郊外であれば比較的安価で住むことができます。
また、家具付きのアパートやコンドミニアムも多く、初期費用を抑えることができます。
【光熱費】
電気代:1ヶ月あたり約2,000円~3,000円
水道代:1ヶ月あたり約1,000円~2,000円
ガス代:1ヶ月あたり約1,000円~2,000円
マレーシアの光熱費は、日本の光熱費よりも安価です。
ただし、エアコンの使用頻度が多くなると電気代が高くなるため、節電を意識する必要があります。
【通信費】
携帯電話:1ヶ月あたり約1,000円~2,000円
インターネット:1ヶ月あたり約2,000円~3,000円
マレーシアの通信費は、日本の通信費よりも安価です。
格安SIM会社も多く、月額1,000円以下で利用できるプランもあります。
【交通費】
電車:1回あたり約100円~200円 ※もっと安い場合もあります
バス:1回あたり約50円~100円
Grab : その時の距離、時間帯、車種による料金変動
タクシー:初乗り約300円、以降2kmあたり約100円
マレーシアの交通費は、日本の交通費よりも安価です。
公共交通機関が発達しており、バスや電車を利用すれば、比較的安価に移動することができます。
車での移動の場合、タクシーを利用するよりは、ほぼGrabを利用しての移動になると思います。料金も最初から決まっており、それ以上取られることはほぼない為、安心して利用できます。ただ、時間帯、雨が降っているなどの条件で料金も変わりますし、配車できるまでの時間、目的地までの時間は大きく変動する可能性もあります。
【その他】
医療費:日本の約3分の2程度
教育費:日本の約7分の1程度
娯楽費:日本の約半額程度
マレーシアの医療費、教育費、娯楽費は、日本の費用よりも安価です。
そのため、日本の生活よりも余裕のある生活を送ることができます。
マレーシアの住まい
マレーシアの住まいは、コンドミニアム、アパート、一軒家など、様々な種類があります。
コンドミニアム
・高層階にある集合住宅
・セキュリティが充実している
・プールやジムなどの共用施設があることが多い
・家賃は高め
アパート
・コンドミニアムよりも低層階にある集合住宅
・セキュリティはコンドミニアムほど充実していない
・共用施設は限られている
・家賃はコンドミニアムよりも安価
一軒家
・土地付きの住宅
・広々とした空間を確保できる
・ペットを飼えることが多い
・家賃はコンドミニアムやアパートよりも高め
マレーシアの住まいを選ぶ際は、立地、広さ、設備、予算などを考慮する必要があります。
マレーシアの食生活
マレーシアの食生活は、マレー料理、中華料理、インド料理など、様々な文化が融合したユニークな食文化を楽しむことができます。
【マレー料理】
ナシレマ:ココナッツミルクで炊いたご飯に、サンバル(辛味調味料)や鶏肉、野菜などを添えた料理
サテ:鶏肉や牛肉を串に刺して焼き、ピーナッツソースをかけた料理
ラクサ:ココナッツミルクベースの麺料理
ロティチャナイ:インド発祥のパンケーキ
【中華料理】
チキンライス:鶏肉を茹でたものとご飯を一緒に食べる料理
焼きそば:麺を炒めた料理
点心:小籠包や焼売などの蒸し料理
【インド料理】
ナン:小麦粉を焼いたパン
カレー:様々な種類のカレーがある
タンドリーチキン:ヨーグルトに漬け込んだ鶏肉を焼いた料理
マレーシアの食材は、日本よりも安価で手に入れることができます。
市場やスーパーマーケットでは、新鮮な野菜や果物、肉、魚介類などを買うことができます。
また、屋台やフードコートでは、様々な種類のローカルフードを気軽に楽しむことができます。
マレーシアの食文化の特徴
・多様な文化が融合したユニークな食文化
・食材が安価で手に入る
・屋台やフードコートが充実している
・スパイスを多用した料理が多い
マレーシアは、食の宝庫と言えるでしょう。
様々な国の料理を楽しむことができるので、飽きることなく食事を楽しむことができます。
マレーシア移住の手順
ビザの取得
マレーシア移住には、まずビザを取得する必要があります。
マレーシアには、様々な種類のビザがありますが、移住者にとって最も一般的なのは、MM2Hビザと就労ビザです。
・MM2Hビザ(マレーシア My Second Homeの略)
今年の6月からは、プラチナ、ゴールド、シルバーの3つのカテゴリから選択できるようになったり、カテゴリによって滞在年数が変わったり、必要最低預金額が増加したりと、自分に合っているものなのかご自身で確認してみてください。
・就労ビザ
-就労する企業から雇用契約書を提示される必要があります
-最低月給3,000リンギット(約84,000円)以上が必要
-職種や学歴によって必要なビザ申請条件が異なります
ビザ申請に必要な書類(※申請するビザによっても要件が異なる為、参考程度にご覧頂き、ご自身でご確認ください)
・パスポート
・ビザ申請書
・写真
・健康診断書
・資金証明書
・その他(ビザの種類によって異なる)
ビザ申請の流れ
・マレーシア移住代理店、就労先企業等に相談する
・必要な書類を準備する
・マレーシア移住代理店、就労先企業等にビザ申請を依頼する
・ビザ審査
・ビザ発給
ビザ申請の注意点
・ビザの種類によって必要な書類や条件が異なるため、事前に確認する必要があります。
・ビザ審査には数ヶ月かかる場合があるため、早めに申請する必要があります。
・される方はいないと思いますが偽造書類や虚偽の情報を提出すると、ビザ申請が却下される可能性があります。
住居探し
マレーシア移住が決まったら、次に住居を探す必要があります。
マレーシアには、様々な種類の住まいがあり、コンドミニアム、アパート、一軒家などがあります。
住居探しのポイント
立地:職場や学校、病院などの施設に近い場所を選ぶ
広さ:家族の人数やライフスタイルに合わせて選ぶ
設備:プールやジム、セキュリティなどの設備を考慮する
家賃:予算に合わせて選ぶ
住居探しの方法
・不動産業者に相談する
・インターネットで情報収集する
・現地に足を運んで物件を見学する
住居探しの注意点
・契約前に必ず物件を確認する
・契約書の内容をしっかりと確認する
・家賃や敷金などの支払いを明確にする
仕事探し
マレーシアで仕事を見つけるには、いくつかの方法があります。
・マレーシア移住代理店に紹介してもらう
・転職エージェントに登録する
・求人情報サイトで求人情報を検索する
仕事探しのポイント
英語力:マレーシアで仕事を見つけるためには、ある程度の英語力が必要
職種:自分のスキルや経験に合った職種を選ぶ
給与:生活費を賄えるだけの給与を得られるかどうか
仕事探しの注意点
・違法な求人に注意する
・労働条件をしっかりと確認する
・契約書の内容をしっかりと確認する
マレーシア生活のQ&A
マレーシア生活に必要なものは?
・パスポート: 6ヶ月以上の残存期間があることが必要です。
・ビザ: MM2Hビザ、就労ビザなど、移住目的によって必要なビザを取得する必要があります。
・航空券: 日本からマレーシアまでの航空券が必要です。
・資金: 生活費や家賃、ビザ申請費用などの資金が必要です。
・健康診断書: 一部のビザ申請には、健康診断書が必要です。
・その他: 海外旅行保険、運転免許証、ペットパスポートなど、必要に応じて準備する必要があります。
マレーシア生活にかかる費用は?
・ビザ申請費用: ビザによって異なりますので、ご自身でご確認ください
・航空券: 約5万円~10万円
・家賃: 月額5万円~20万円
・生活費: 月額10万円~20万円
・その他: 各種保険料、交通費、通信費、娯楽費など
合計すると、初期費用で約200万円~300万円、年間費用でも約200万円~300万円かかります。
マレーシア生活に英語は必要?
マレーシアの公用語はマレー語ですが、英語も広く通じます。日常生活を送るには、簡単な英語であれば問題ありません。
しかし、仕事をする場合は、英語がある程度のレベルで話せる必要があります。
英語をある程度学んでおくことをおすすめします。
マレーシア生活まとめ
マレーシアは、移住先として注目を集めている東南アジアの国です。
温暖な気候、物価の安さ、充実した医療制度など、魅力的な要素がたくさんあります。マレーシア移住には、MM2Hビザ、就労ビザ、配偶者ビザなど、様々な種類があります。生活の準備としては、ビザの取得、住居探し、仕事探しなどが重要です。
マレーシア生活は、物価が安く、多様な文化を楽しむことができます。一方、湿度が高い、物価が上昇しているなどのデメリットもあります。事前にしっかりと準備し、情報収集を行うことが大切です。
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マレーシアで働くならどのエリア?
・クアラルンプール(首都):日本人の大部分はクアラルンプール在住。歴史ある日本人コミュニティがあり、発展した住みやすいエリア。求人数は多く、仕事を見つけやすい。
・セランゴール州:クアラルンプール近郊のエリア。工業団地に工場を構える日系製造業多数。求人数は多く、仕事は見つけやすいが、公共交通機関があまり発達しておらず車がないと不便。
・ペナン州:発展したペナン島の都市部が観光地として有名ですが、橋を渡った半島部には工業地帯が広がり日系企業も多数。移動には車が必須だが、程よく発展して住みやすいエリア。求人情報数はあまり多くない。
・ジョホールバル:マレー半島南端に位置するシンガポ―ルに最も近い町。日本人コミュニティあり。求人情報数は少ない。
・サバ州/サラワク州:ボルネオ島に位置し、製造業が多いエリア。求人情報数は少ないが、給与は高め。
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