マレーシアでのおうち探しって、どうするの?
こんにちは。
コンサルタントの緒方です。
マレーシア移住に必要なのはまず、お家の確保ですよね。生活に密接しているので、不安を感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
本日は求職者の方からよく聞かれるマレーシアでのお家探しとそのコツについてお伝えさせていただきます!
①物件サイトを見る
マレーシアでは下記の物件サイトがメジャーです。まずは、気になるエリアの物件を検索!予算やコンドミニアムについている設備、間取りでの検索などの設定も可能ですよ。
マレーシアのお家は家具・家電付きが一般的。各部屋についている家具はオーナーのセンスなので、そこも要チェックです。
①iPropertyー 物件数が多いことが特徴。
②Propertyguruー 物件の家賃相場グラフが見れる機能付き。
※2000RM以下のブキビンタンのお家を探すとき
出てきました!さあ、気になるお家を探してみましょう。
②エージェントと連絡を取る
気になる物件は有りましたか?次は、内見するために実際にエージェントと連絡をとってみましょう!
エージェントとのやりとりは、日本のLINEのようなコミュニケーションツールを使用します。ページの右下部分を押すと、エージェントにメッセージが送れます!
iPropertyからWhatsAppを起動するとテンプレート文章が送信できるようになっていますので、内見したい旨を伝えましょう。後は、日程調整などを行って、実際に内見です!
③内見する!
ここまで来たら、あともう少しです!
多くの人は、まず、いくつかのコンドミニアムを見に行き、設備の新しさや立地などから、一つのコンドミニアムに絞ります。コンドミニアムが決定したら、次は部屋を決定するためそのコンドミニアムで空いている部屋で気になるものを内見します。私もいくつか内見をしました!その中で、見ておきたいポイントを紹介します。
・虫の死骸、アリやコバエの痕跡はないか
私は2件マレーシアでのお家の契約を経験していますが、1件目ではコバエに悩まされ(生ごみ処理機が部屋についていて、そこで繁殖することが原因)今の2件目では、アリに悩まされています・・・。(エアコンの裏から行列を作っています)心配な人は、契約する前に2回内見をして、本当に虫が出ないか確認しましょう。
・水漏れや湿気の痕跡等ないか
これも要チェックです!築年数が浅かったとしても、フローリング、天井、壁紙のシミや、クローゼットの中の近くにカビ等が無いかチェックをしましょう。
・交通面や生活面の心配はないか
タクシーを手配した際、極端に朝や夕方が混む、目の前の道路が一方通行、駅が遠すぎる、スーパーが遠すぎるなどの心配はありませんか?公共交通機関だけでなく、事前に実際にタクシーで行ってみて、目の前の道路の込み具合等をしらべて見るのがいいでしょう。
・水回りのトラブルがないか
バスルームや台所周りの異臭が無いか、水はしっかり流れるか、お湯は熱い温度まで出るかのチェックを行いましょう!マレーシアの水回りは日本よりも簡易的な作りになっているため、匂い問題が発生するお家は多いです。開けっ放しになっていると感じづらいので、バスルームのドアを閉め、30分後くらいにチェックするとよさそうです。
・セキュリティ面は安全か
アクセスカードはゲートから必要なものになっているか、24時間セキュリティがちゃんとついているかなど、安全面も考慮しましょう。Air bnbでの旅行客の貸出が多いコンドミニアム等は、騒音や声を掛けられることなども考えられるため、女性であればチェックした方がいい項目です。
④契約する
さて、いよいよお家が決まったら、次は契約です。エージェントに入居日等を伝え、契約書にしっかりと目を通しましょう。
通常、2〜2,5か月分のデポジット(敷金)を入金する必要がありますので、それより大きい額のデポジットの場合、交渉の余地がありそうです。また、壊れている家具や、エアコン、コンロ、洗濯機等の不具合があれば新しいものに変えてもらうか、家賃の値引きを提案することもできます!
契約書にサインしてしまうと、これらの交渉が難しくなる場合がありますので要注意です!
⑤最後に
日本とマレーシアではおうち探しのプロセスが異なり、戸惑うこともたくさんあるかと思います。お部屋探しは大変ですが、生活するうえでとっても重要ですよね!大体が1年契約となっているため、後悔の無いようにお部屋探しを行いましょう!
緒方が実際に体験したお部屋探し等は、お仕事が決まった方にお伝えをしております。
分からないことがあれば、ぜひ聞いてみてくださいね。
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マレーシアで働くならどのエリア?
・クアラルンプール(首都):日本人の大部分はクアラルンプール在住。歴史ある日本人コミュニティがあり、発展した住みやすいエリア。求人数は多く、仕事を見つけやすい。
・セランゴール州:クアラルンプール近郊のエリア。工業団地に工場を構える日系製造業多数。求人数は多く、仕事は見つけやすいが、公共交通機関があまり発達しておらず車がないと不便。
・ペナン州:発展したペナン島の都市部が観光地として有名ですが、橋を渡った半島部には工業地帯が広がり日系企業も多数。移動には車が必須だが、程よく発展して住みやすいエリア。求人情報数はあまり多くない。
・ジョホールバル:マレー半島南端に位置するシンガポ―ルに最も近い町。日本人コミュニティあり。求人情報数は少ない。
・サバ州/サラワク州:ボルネオ島に位置し、製造業が多いエリア。求人情報数は少ないが、給与は高め。
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