マレーシアで体験するチャイニーズニューイヤー!!
チャイニーズニューイヤーとは?
マレーシアは多様な文化と民族が融合した国です。マレーシアの人口はマレー系、中国系、インド系をはじめとする多くの民族から成り立っており、
それぞれが独自の文化と伝統を持ち寄っています。その中でも特に、チャイニーズニューイヤー(Chinese New Year/旧正月)は、マレーシアの中国系コミュニティにとって重要なイベントであり、国全体にとっても大きな意味を持っています!
私自身、昨年中華系マレーシア人と結婚したことで、以前は、ただ華やかな祝日として捉えていたものの、感覚が変わり一年の中でも一番気合いを入れるイベントとなりました(笑)。家族や親族が集まり、伝統的な料理を共に楽しみながら時間を過ごします!
このコラムを通じて、マレーシアの豊かな文化と、特にチャイニーズニューイヤーの魅力を皆さんに伝えたいと思います。
日本にいらっしゃってマレーシアへの移住や転職を検討されている方は、ご参考にいただければと思います!
どんなことするの?祝い方とは!
チャイニーズニューイヤーはかなり盛大な新年の祝い!な印象です。このタイミングは家族や親族の再会の時となり、かなり大勢の人が集まります。多くの人々が長距離を旅して家族と過ごすために帰省します。家々は祖先の祭壇を飾り立てますし、街も赤いランタンや飾りでいっぱいになります。ショッピングモールに行けば至る所で装飾、赤いデザインが目に入り、国をあげて盛り上げていることをすごく感じます!
チャイニーズニューイヤーには、特定の挨拶が交わされます。互いに「恭喜発財」や「新年快楽」といい、幸運を願い合います。日本でいう「新年あけましておめでとうございます。今年も宜しくお願いします。」のような感覚に近いような感じです。チャイニーズニューイヤーに関していくつか特徴があるので下記で一つ一つ紹介します!
チャイニーズニューイヤーの最も顕著な特徴の一つは、赤い装飾です。赤は中国文化において幸運と繁栄を象徴する色であり、とてもいい色とされています。家々や街の通りは赤いランタン、旗、紙切りで飾られます。これらの装飾は、新年を祝う喜びと共に、悪い運を追い払い、良い運を家庭に招き入れるためのものです。
爆竹や花火の使用も、チャイニーズニューイヤーの重要な部分です。これらは古くから悪霊を追い払い、新年の始まりを祝うために用いられてきました。
ライオンダンスも欠かせない重要要素です。この伝統的なパフォーマンスは、街の通りや商業施設で頻繁に行われます。
紅包(アンパオ)という日本でのお年玉のような風習もあります。結婚している人が未婚の方に対して祝福として贈ります。去年はもらうだけでよかったのですが、今年からあげる側に、、、
写真で紹介!チャイニーズニューイヤーにまつわる様々
ショッピングモールの装飾。結構気合が入っているのが伝わるかな?と思います。
ちなみに、こちらは去年のうさぎです。
食事の写真。2023年の際に親族で集まった時に食べたものです。
特にこちら、イーサン(Yee Sang)はメインとなり欠かせないです!
まとめ
いかがでしょうか。少しでもイメージが湧きましたか?チャイニーズニューイヤーは、単なる年の始まりを祝う行事を超え、深い文化的意義を持つ祭りです。特に異文化が混同するマレーシアにおいては、多文化社会の一部として特別な位置を占めており、異なる背景を持つ人々が互いの文化を理解し、尊重する場となっています。
日本の新年の迎え方とは大きく異なるため、ぜひマレーシアに来た際は体感していただければと思います!
マレーシア⇔日本の就職・転職・求人をサポート
マレーシアで働くならどのエリア?
・クアラルンプール(首都):日本人の大部分はクアラルンプール在住。歴史ある日本人コミュニティがあり、発展した住みやすいエリア。求人数は多く、仕事を見つけやすい。
・セランゴール州:クアラルンプール近郊のエリア。工業団地に工場を構える日系製造業多数。求人数は多く、仕事は見つけやすいが、公共交通機関があまり発達しておらず車がないと不便。
・ペナン州:発展したペナン島の都市部が観光地として有名ですが、橋を渡った半島部には工業地帯が広がり日系企業も多数。移動には車が必須だが、程よく発展して住みやすいエリア。求人情報数はあまり多くない。
・ジョホールバル:マレー半島南端に位置するシンガポ―ルに最も近い町。日本人コミュニティあり。求人情報数は少ない。
・サバ州/サラワク州:ボルネオ島に位置し、製造業が多いエリア。求人情報数は少ないが、給与は高め。
マレーシア就職に役立つコラム更新中
・マレーシアの日系企業で働く日本人の通勤用オフィスカジュアル
・転職に必須の英文履歴書を書くコツと裏技
・「現地採用」と「正社員」の違いとは
・クアラルンプールの通勤手段
・現地採用のランチ事情にみるマレーシアの物価
・私がマレーシアで働く理由~新卒でマレーシアに就職した24歳に聞きました