マレーシアでの移住を悩んでいるあなたへ。ぜひメッセージを送らせてください。

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カテゴリ:
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ライフハック
更新日:
2023.11.27
マレーシアへの移住にチャレンジしようか悩み、一歩を踏み出すのに戸惑いがある方にぜひ伝えたいメッセージがあります。

 

マレーシア移住の魅力

 まずは魅力からお伝えします。何と言っても多様な文化、価値観が混ざっている点です。単民族国家の日本とは大きく異なり、気づかされる点が数多くあります。言語、人種、食文化が入り混じっているため、日本では経験できない多くの経験ができます。母国語はマレー語ではありますが、英語レベルがかなり高いため、英語でコミュニケーションが十分に取れます。マレーシアで生活し、会社の仲間や友人と会話をすることで英語力の向上も目指せます。とはいえ英語ネイティブ国とは異なるため、文法や語彙が多少間違っていても誰も気にすることなく、自分の意見を表現することができます。

 生活費においても、近年物価上昇がしているとはいえどまだまだ日本よりも生活費は安く、特にコンドミニアムなどの不動産においては、ジムやプール、BBQ施設付きでも月10万円せず(私の家は2LDKサイズで月7万円弱ほど)生活できるなど、日本ではなかなか味わえない生活ができます。少し高価ではありますが、日本食レストランや日系スーパーなども数多くあるため、日本に帰らなくても工夫次第で日本のような生活を送ることも可能です。

 東南アジアの中心に位置していることもあり、数時間の移動時間で国内旅行はもとより、シンガポール、タイ、ベトナムなど他国への旅行も可能です。

 

移住のメリット

 まず、言語面のメリットです。英語に触れる機会が多いため、意識と努力次第で大きく英語力を伸ばすことができます。インターナショナル企業も多いため、マレーシア人のみならず、複数国出身の方々と様々な英語を通じて英語力を伸ばすことで、より世界で活躍できる生きた英語を身に付けることができます。

 上記の魅力でも記載しましたが、文化的多様性がある点も大きなメリットかと思います。マレーシアは人種や宗教が入り混じり、みんな違って当たり前という考え方を持っています(周りと同じでなければならないという考えがありません)。そのため、この文化の中で生活していると周りの目を気にしなくなり、自分らしく生きることができるかと思います。私自身も感じますし、マレーシアにきた日本人の方からもよく同じ意見を聞くため、やはり多くの方が人の目を気にしながら窮屈に生活をしてきた状態からの解放を感じているようです。

 第三に環境面です。自然災害も少なく、常夏の国のためやはり生活をしやすく感じる方が多いです。日中はかなり暑くもなりますが、日本のようなジメジメした高い湿度を含んだ暑さはなく、ただカラッと暑い感じです。

 

移住の懸念と、その対処

 メリットだけでなく、少し戸惑いとなりうる可能性のある点も共有します。ただ準備と対応で防げる部分もあるため、何が懸念点となるのか、どのように準備をしたらいいのかなど、考えるきっかけになっていただければ嬉しいです!

 
 まずは医療面です。高いお金をかければ質が良く、日本語でのサービスを受けることは可能ですが、なかなかそうもいかないのが現状かと思います。基本的にマレーシアでは保険は自分でかけるものという認識のため、日本の社会保険のように国からの手厚いサポートはありません。民間保険に入り、支払額に応じて必要に応じたサポートをしてもらう形になります。カバーされていない範囲も多く、どうしても自己負担が多くなってしまう現状があります。

具体的には、より詳しく書いているこちらをご覧いただければと思います!

<マレーシア就職者必見!現地医療事情と注意点>

 

 二つ目に言語面です。メリットでは英語力向上にマレーシア移住がいいと記載しました。矛盾するようですが懸念としても英語力に関して記載します。それは来てみても思った他英語力が伸びない、ということです。これはマレーシアに限った話ではないですが、「英語が話される国に来たからといって自然に話せるようになる」ことはありません。マレーシアに来て数年しても、英語力が足りずに、英語を使うポジションでのお仕事が手に入れられない方からの相談もよくお受けします。みなさんよくおっしゃるのが、マレーシアに来て生活していれば、英語力は向上すると思っていた、ということです。やはり英語を伸ばしスキルアップをしたいと本当に思うのであれば、それなりの覚悟と努力が必要になります。

ぜひこちらの関連記事もご参照ください。

<マレーシアでのキャリアアップを目指すあなたへ!オススメの英語学習法>

 

求職者へのメッセージ

 私は、マレーシアに来て3年が経ちました。今となってはマレーシア現地の方と結婚をし、マレーシアを第二の故郷のように感じておりますが、来た当初はやはり戸惑いも多かったです。

 日本で働いていた頃は強がりで負けず嫌いで、キャリアのことばかり気にしていました。一方周りからの評価や人の目というものも比較的強く意識しており、なかなか自分らしくいるということができませんでした。そんななか、ちょっとしたご縁と機会がありマレーシアで働くとことができるというお話をいただいた時に、チャレンジするならやはり今しかない、と思いました。自分を変えるならやはり環境を大きく変えるしかないと考えていました。そのため、オファーをお受けし、マレーシアでの仕事を始めました。

 入社当初は文化の違いの壁に大きくぶつかりました。日本人とマレーシア人は考え方のベースが大きく異なるため、日本でコミュニケーションを取っていたやり方では通じないことを感じました。そのためより直接的に思ったことを伝え、うわべのテクニックなどではなく人と人との対話を意識するようになり、本質的に人と向き合うようになれました。

 今となってはマレーシア渡航前に気にしていたキャリア、コンプレックスのようなものなど、ネガティブなものが自分の中で解消され、毎日楽しく生活しています。マレーシアに来て、マレーシア人の方々と時間を共にして、自分のいいところが見えて、そこを伸ばせているかなと、自分では思えています。

 もしみなさんも私と同じような考えを持っていたり、現状を変えたい、チャレンジしたいと思っているようであれば、ぜひその気持ちを大切にし、チャレンジしていただけたら嬉しいです!

 

まとめ

 

 上記に書ききれなかったこともあるため、気になることがあればお気軽にお問い合わせください。特に懸念点や心配事などがあるとどうしても一歩を踏み出すのにためらってしまうものかと思います。少しで私たちがお話を伺い、解決するのにお手伝いできることがあればおっしゃっていただければと思います。マレーシアに渡航するための一歩を踏み出すサポートができれば嬉しいです。

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日本人を対象とした求人が多いのは、日系企業が多い都市部が中心。求人数が多いのはだんとつでクアラルンプールとその近郊のセランゴール州です。
・クアラルンプール(首都):日本人の大部分はクアラルンプール在住。歴史ある日本人コミュニティがあり、発展した住みやすいエリア。求人数は多く、仕事を見つけやすい。
・セランゴール州:クアラルンプール近郊のエリア。工業団地に工場を構える日系製造業多数。求人数は多く、仕事は見つけやすいが、公共交通機関があまり発達しておらず車がないと不便。
・ペナン州:発展したペナン島の都市部が観光地として有名ですが、橋を渡った半島部には工業地帯が広がり日系企業も多数。移動には車が必須だが、程よく発展して住みやすいエリア。求人情報数はあまり多くない。
・ジョホールバル:マレー半島南端に位置するシンガポ―ルに最も近い町。日本人コミュニティあり。求人情報数は少ない。
・サバ州/サラワク州:ボルネオ島に位置し、製造業が多いエリア。求人情報数は少ないが、給与は高め。

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