マレーシア就職に向けて準備した事
筆者プロフィール
・性別:男
・年齢:32歳
・私の業務経験:マリンレジャーガイド3年、人材派遣会社8年半 2社経験
・英語力:全く話せません!(今も勉強中です!)
準備した事
①自分はマレーシアで何をしたいのか(目的)を明確にした
海外進出って凄くハードルが高い印象で「自分に出来るのかな・・・」ととても不安だった事を今でも覚えています。色々考えているうちに、何を目的にマレーシアに行くのかを固めておかないと後悔すると思いました。そこで最初は、Youtubeでマレーシア事情を調べたり移住者のブログを読み漁ったりして、少しでもマレーシアを知ろうとしました。今移住して思うことは、しっかりと下調べを行って実際の生活をイメージしていたことで、想像と現実の間に大きなギャップがなかったということです!
②自己分析をした
自分の事って意外と知らないもので日本人である自分がマレーシアの企業で何が出来るのかを考えてみた時にあまりピンときませんでした。仕事も生活の大半を占めるので、自分を求めてくれる企業に入り経験をふんだんに活かせる仕事をした方が良いと思ったのです。そのためには自分には仕事で何が出来るのかを改めて知るようにしました。それを調べていくうちに自分の強みを知ることが出来、どんな職種で働きたいのかを具体的にイメージ出来るようになり、就職活動にもはっきりした目標が出来ました!
③英語の勉強をする
マレーシアは多国籍国家でもあり、基本的に英語が通じる国です。生活をするには英語の習得は避けられないと思いました。人によって自分に合う勉強方法は違うと思いますが私は中学英語とスピーキングを中心に勉強しました。TOEICも受験して、一番最初に受けた時の点数は300点でした・・・。それでもめげずに勉強を続けている、とふとした時に「今まで分からなかったけど理解できた!」と閃く瞬間が来て、とても嬉しかった事を覚えています。今では少しでも勉強しておいて良かったと痛感します!
③情報収集をする
調べているうちにマレーシアに移住したが失敗したという情報もありました。
その中でよくあった内容が「理想と現実のギャップが大きかった」というもの。
・食事が合わなかった
・マレーシア特有のルーズな文化が合わない
・友人が作れず孤独だった
・時間通りに公共交通機関が来なくてストレスだった
上記の根底にあるのは「想像していたものと違った」という部分が濃く出ていると思いました。
マレーシアに来た時に自分は文化の違いを受け入れられるのだろうか?と考えた時にもっと現実的な部分を知る必要があると思いました。ただ実際に移住してみて、「想像していたよりも住みやすい!」と良い意味で驚いています。悪いところも含めて心の準備が出来ていたので、こう思えているのだと思います!
④紹介会社にするべき事を相談する
私は上記の①〜③を行ってから紹介会社に登録をしました。マレーシアに移住している日本人の方は様々な経験をしてきています。特にエージェントの方は転職支援のプロなので、色々相談をするには最適だと思います。私も色々相談をして、「聞いて良かったな」と実感しています。特に求人内容については何度も質問していました。
・自分の経験を活かせる仕事はないか?
・心掛けておいた方が良い事はどんな事か?
・海外就職するときにどんな事をしたか?
経験者の方の意見はとても貴重でした。
⑤移住している自分の姿を想像する
自分がマレーシアで働く姿、楽しんでいる姿、悩んでいる姿を良く想像していました。就職活動をしている時に、諦めかける時もありました。本当に自分に出来るのかな・・・とよく一人で呟いていました。そんなときは移住時の想像をすることで、モチベーションを取り戻していました。
最後に
私はマレーシア進出を目指した理由は、自分の知らない世界を見て色々経験を積みたかった事と英語を習得するためでした。昨年の1月に海外進出を目指し、8ヶ月間転職活動の末に当社に入社する事が出来ました。今ではもっとマレーシアで就職したいと思っている日本人の方に何かきっかけを作ることをしてみたいと思うようになりました。私の人生が変わるきっかけを作ってくれた場所だからこそ、マレーシア就職を考えている人の最初の一歩の背中を押したいと思っています。
何か少しでも参考になれば嬉しいです。
また随時情報シェアしていきたいと思います!
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マレーシアで働くならどのエリア?
・クアラルンプール(首都):日本人の大部分はクアラルンプール在住。歴史ある日本人コミュニティがあり、発展した住みやすいエリア。求人数は多く、仕事を見つけやすい。
・セランゴール州:クアラルンプール近郊のエリア。工業団地に工場を構える日系製造業多数。求人数は多く、仕事は見つけやすいが、公共交通機関があまり発達しておらず車がないと不便。
・ペナン州:発展したペナン島の都市部が観光地として有名ですが、橋を渡った半島部には工業地帯が広がり日系企業も多数。移動には車が必須だが、程よく発展して住みやすいエリア。求人情報数はあまり多くない。
・ジョホールバル:マレー半島南端に位置するシンガポ―ルに最も近い町。日本人コミュニティあり。求人情報数は少ない。
・サバ州/サラワク州:ボルネオ島に位置し、製造業が多いエリア。求人情報数は少ないが、給与は高め。
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