マレーシアに移住したい人必見!英語力はどの程度必要?
こんにちは!
マレーシアへの移住を考えている方、おそらく言語への心配も1つ渡航の決断のハードルになっているのではないでしょうか。今回は”英語”をメインテーマに上げ、記事を共有したいと思います!
マレーシアの言語事情からお伝えします!マレーシアの公用語はマレー語です。ただ多民族国家であること、歴史的にイギリスの植民地だったことも影響し、日常的に英語が使用されており、仕事場もほとんど英語がメイン言語となります。
またマレーシア人の英語力が高いことを示すデータもあります。IELTSの公式ページで公開されている情報を参照すると、日本人の平均スコアが5.9に対してマレーシア人は7.1です。日本ではあまりメジャーな試験ではないですが世界的に大学留学やビザ取得に必要とされるテストです。やはり日本と比較しても国全体の英語力が高いことがわかります。
そんなマレーシアに移住してみて感じる実態を生活、ビジネスで問われる英語力の観点から説明していきます
①日常の場面
マレーシアで生活するには、簡単な日常会話レベル程度で問題なく生活ができます。片言でも思ったことをジェスチャーや単語を並べて伝えられれば、意思疎通が可能です。おそらくマレーシア人の優しくボランティア精神の高い性格も大きく影響しているのですが、英語がスムーズに話せなくても、伝えたいことを汲み取ろうと積極的に聞いてくれる姿勢を取ってくれる方が多いです。
余談とはなりますが、中心地のクアラルンプールでは英語がメインで話されておりますが、地方に行くと英語も通じず、マンダリンやマレー語のみ通じるエリアもあります。
②仕事の場面
結論として全く英語が話せないという方、英語には自信があるという方、いずれもお仕事を見つけることは可能です。ただ英語力があればあるほど仕事を得られる機会が多いというのも実態としてございます。
日本語だけで仕事が出来る職種
・主にコールセンターなどのカスタマーサポート
経験もスキルも無いし英語も話せないけどマレーシアで就職をしたい!という方でしたら、カスタマーサポートでのお仕事がお勧めです。コールセンターなどのカスタマーサポートでは主に日本の企業やお客様へのメール・電話対応をメインの業務としてあり、英語を使う必要がありません。
英語の基礎力がある方の仕事
・英語を使うコールセンターなどのカスタマーサポート
・外資系で各種職種
・日系企業での各種職種
・クリニック等での通訳業務 など
コールセンターなどのカスタマーサポート以外の業務では基本的に日常会話以上の英語力がないとお仕事を見つけるのは難しいのが現状です。日系企業ですと、クライアントも日系企業になるため日本語をメインで使うケースもありますが、車内スタッフとのやりとりはやはり英語になるため、基礎英語力は必要となります。
③マレーシアに来ると英語力はあがるのか?
今は英語力がなくてもマレーシアに来れば英語力は上がっていくか?と時々聞かれます。
答えとしては半分イエスで半分ノーです。
上げられる手段や機械は山ほどあるが自然と上がるものではない、というのが結論です。マレーシアは住みやすい分、日本からの移住者も多いため、日本人と接する機会や日本人コミュニティに参加する機会も多いかと思います。
特に英語に自信がないと日本人と時間を過ごすことが多くなるとかと思います。周りの日本人で英語力向上に困っている人を見ると、やはり共通して日本人との時間を多く取り、現地マレーシア人との交流機会を積極的にとっていないケースが多いように見受けられます。
英語力を上げる機会はたくさんあるため、その機会を活用して英語力を上げていきたいと思う方はマレーシアはいい環境かと思います。
まとめ
国の英語力は高いですが、英語ネイティブ国とは違い、比較的聞き取りやすい英語を話します。そのため、ネイティブレベルの英語が聞き取れないレベルでも生活は全く困ることなくできます。
また、仕事を選ばなければ、英語が話せなくても仕事を見つけることも可能です。ただやはり生活面、仕事面において選択肢を増やし可能性を広げるためには英語力は重要だと強く感じます。マレーシアに渡航を考えている方は、オンライン英会話など日本でもできる方法を活用し、少しでも英語力を上げた状態で来ることをお勧めします!!
英語力の不安も含めてマレーシア移住で気になることがあればお気軽にお聞きください!
マレーシア⇔日本の就職・転職・求人をサポート
マレーシアで働くならどのエリア?
・クアラルンプール(首都):日本人の大部分はクアラルンプール在住。歴史ある日本人コミュニティがあり、発展した住みやすいエリア。求人数は多く、仕事を見つけやすい。
・セランゴール州:クアラルンプール近郊のエリア。工業団地に工場を構える日系製造業多数。求人数は多く、仕事は見つけやすいが、公共交通機関があまり発達しておらず車がないと不便。
・ペナン州:発展したペナン島の都市部が観光地として有名ですが、橋を渡った半島部には工業地帯が広がり日系企業も多数。移動には車が必須だが、程よく発展して住みやすいエリア。求人情報数はあまり多くない。
・ジョホールバル:マレー半島南端に位置するシンガポ―ルに最も近い町。日本人コミュニティあり。求人情報数は少ない。
・サバ州/サラワク州:ボルネオ島に位置し、製造業が多いエリア。求人情報数は少ないが、給与は高め。
マレーシア就職に役立つコラム更新中
・マレーシアの日系企業で働く日本人の通勤用オフィスカジュアル
・転職に必須の英文履歴書を書くコツと裏技
・「現地採用」と「正社員」の違いとは
・クアラルンプールの通勤手段
・現地採用のランチ事情にみるマレーシアの物価
・私がマレーシアで働く理由~新卒でマレーシアに就職した24歳に聞きました