マレーシアで犬は飼えるの?マレーシアのペット事情について解説!
そもそもマレーシアってペットの概念はあるの?
はい、マレーシアにもペットの概念は存在します。日本と比べると数は少ないですが、ペットショップやブリーダーも存在します。マレーシアはイスラム国家であり、イスラム教では犬が不浄とされているため、犬よりも猫を飼っている人が全体的に多いです。ですが、マレーシアには中華系やインド系で仏教やキリスト教を信仰している人々も住んでいるため、犬を飼っている人も多くいます。
実際マレーシアはペットフレンドリーなの?
結論としては、人や地域によります!
マレーシアはマレー系、インド系、中華系の多民族国家です。そのため、民族によって住む地域がまとまっています。インド系や中華系の地域もしくは外国人が多く滞在する地域では、犬を飼うことが許可されている物件や、ペットカフェ、ドッグスクールなどが比較的多く存在し、ペットフレンドリーと言えます。一方で、マレー系の方が多い地域では、犬を連れて行くことは控えることをお勧めします。
ペットフレンドリーなエリア
①モントキアラ
KLCC中心から車で西に約15分の場所に位置し、外国人、日本人も多く住むエリアです。この地域にはいくつかのインターナショナルスクールがあり、多くの家族連れが暮らしています。また、ペットフレンドリーな物件が多く、犬がお散歩できる道も整備されていたり、糞を捨てるゴミ箱が多く設置されているため、犬を散歩させている人々がたくさんいます。さらに、動物病院やペットショップも多く、ペットを飼っている方にはとても住みやすいエリアです。
②デサパークシティ
KLCC中心から車で西に約20分の場所に位置し、家族連れが多く住むエリアです。その名の通り、中心に大きな池があるデサ公園があり、ドッグランが設置されています。週末になると、池の周りの遊歩道で犬を散歩させる方がかなり多く見られます。また、公園の横にはPlaza Arcadiaというショッピングモールがあり、多くのペットフレンドリーなレストランがあります。筆者自身も柴犬を飼ってから、毎週末デサパークシティにいって、ご飯を食べて、新しい犬友達を作っております。
犬を飼う際に注意するべき点
①公共交通機関は犬は利用できない
基本的に電車、バス、また個人タクシー(Grab)は犬が厳禁のため、万が一、犬が体調が悪い時に病院に連れて行くことなどを考えて車を持つことをお勧めします。
②イスラム信仰の方への配慮
犬を飼うことは問題ないのですが、あくまでもマレーシアはイスラムの国です。ペットフレンドリーエリアにいるからといって、必ずしもすべての人がペットを歓迎するわけではありません。特に、イスラム教徒の方々の中には犬に対する考え方が異なる場合があります。そのため、ペットを連れていく際には他の人々や環境に迷惑をかけないように注意を払うことが必要です。
まとめ
今回はマレーシアのペット事情についてお話しさせていただきました。マレーシアで犬を飼うことに対しては賛否両論がありますが、個々の考え方や状況によって異なります。個人的には、ペットを飼うことに対する責任感や配慮を持ち、周囲の人々や環境に配慮することが大切だと思います。また、ペットは家族の一員であり、大切な命です。そのため、ペットを連れてくるかどうか、または飼うかどうかを決める際には、じっくりと時間をかけて考えるのがベストだと思います。
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マレーシアで働くならどのエリア?
・クアラルンプール(首都):日本人の大部分はクアラルンプール在住。歴史ある日本人コミュニティがあり、発展した住みやすいエリア。求人数は多く、仕事を見つけやすい。
・セランゴール州:クアラルンプール近郊のエリア。工業団地に工場を構える日系製造業多数。求人数は多く、仕事は見つけやすいが、公共交通機関があまり発達しておらず車がないと不便。
・ペナン州:発展したペナン島の都市部が観光地として有名ですが、橋を渡った半島部には工業地帯が広がり日系企業も多数。移動には車が必須だが、程よく発展して住みやすいエリア。求人情報数はあまり多くない。
・ジョホールバル:マレー半島南端に位置するシンガポ―ルに最も近い町。日本人コミュニティあり。求人情報数は少ない。
・サバ州/サラワク州:ボルネオ島に位置し、製造業が多いエリア。求人情報数は少ないが、給与は高め。
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