マレーシア移住準備で必要な書類と注意点

カテゴリ:
就職関連
更新日:
2024.05.03
マレーシア就職において、就労ビザを取得することが第一条件になります。 今回は、マレーシア就職を実現する前に必要な書類や注意点をお伝えしていきます。 事前に準備する書類については、2週間ほど取り寄せに時間がかかるケースなどがあります。また会社によっては3日以内に提出するよう依頼されるケースもありますので、スムーズにビザを取得するためにも是非チェックしてみてください!

マレーシア就職において、就労ビザを取得することが第一条件になります。

今回は、マレーシア就職を実現する前に必要な書類や注意点をお伝えしていきます。

事前に準備する書類については、2週間ほど取り寄せに時間がかかるケースなどがあります。

また会社によっては3日以内に提出するよう依頼されるケースもありますので、スムーズにビザを取得するためにも是非チェックしてみてください!

 

マレーシア就職におけるビザ取得の流れ

まずビザを申請するために必要な書類一覧は以下となります。

・パスポートの全コピー(背表紙含む)

・ビザ申請に必要な顔写真のデータ

・英文のレジュメ

・英文の最終学歴の卒業証明書&成績証明書

 

それ以外で特別に別の書類が必要なケースがあります

・マレーシアで以前就職していた場合

→前職のタックスクリアランスレター

 

・学校の各種証明書とパスポートの氏名が異なる場合(結婚等で苗字が変わった場合)

→学校側に現在の苗字を追記依頼することも出来ますが、対応不可の場合は別途追加書類が必要となります。(後程説明いたします)

 

パスポートの全コピー(背表紙含む)

パスポートの全コピーについては、背表紙も含むデータの提出が必要となります。

具体的な例は下記

注意点としては、

・背表紙もスキャンすること

・全てのページを1ページも抜けることなくスキャンする

これが主な注意点となります。

 

またスキャンする際に自宅のコピー機で対応する方も多いかと思いますが、性能によってははっきりとスキャンされずに提出してから政府機関に提出し直しを依頼されるケースが多くなっています。

 

そのため、一番のおすすめはコンビニでのスキャンです。

少しお金がかかってしまいますが、やり直しなく進められるケースが多いためおすすめしています。

 

会社によっては、12か月・14か月以上有効期限があるパスポート。

また、空白が数ページ以上あることが条件の会社もあるため、事前にパスポートの提出条件があるかも確認しておきましょう。

 

もう1点、人によってはマレーシアに滞在したままビザの申請を行いたいという方も多いですが、基本的にはマレーシアに滞在中はビザの申請が出来ないため、マレーシアから出国した最新のパスポートデータが必要となりますのでご注意ください。

 

より細かい注意点については、弊社のキャリアコンサルタントがサポートさせて頂くことが可能ですので、実際の選考に進む際には改めてお伝えさせて頂くことが可能です。

 

顔写真データ

顔写真のデータについての基本条件は以下となっております。

 

パスポートサイズ: 3.5cm x 5cm

背景色:青

 

もう少し細かい指定の会社もありますが、基本的には上記条件に沿って作成すれば問題ありません。

 

それ以外の注意点としては、

・出来るだけ写真館(カメラのキタムラ等)で撮影すると細かい指定のサイズも作成できるのでおすすめです。

(街中にあるスピード写真で撮影をすると、サイズの指定が出来なかったり画質が荒く取り直しをするケースも多く発生します)

・必ず紙での印刷ではなく、データでの写真を取得しましょう。

 

英文のレジュメ

英文のレジュメはマレーシアのビザを取得する際に非常に重要な書類になります。

いかに働くポジションでの関連経験があるか、マレーシアで働くにふさわしいかをアピールするものになります。

 

特にビザ申請に必要な指定のフォーマットはありませんので、

ネット上にある英文のレジュメのフォーマットを使用するか、企業側で見本のレジュメをもらえることもあるので、その時の状況に応じて対応しましょう。

 

注意点としては

・役職等がある場合は役職を記載する

・業務経験については出来るだけ就職が決まった会社の仕事内容に寄せる

・仕事内容の記載は分かりやすく、情報量は多く書くようにする

 

英文でのレジュメの書き方が不明な場合、英語自体が得意でない方は弊社でレジュメの書き方や、チェック等行いますのでお気軽にご相談ください。

 

また日本の職務経歴書の書き方のフォーマットなどがあるサイトを閲覧し、

これまでの経歴に当てはまる職種の書き方を真似して、その後に翻訳をするという方法もあります。是非インターネット上にも見本が掲載されているので、検索してみましょう。

 

英文の卒業証明書・成績証明書

最後は英文の卒業証明書・成績証明書です。

最終学歴の学校に連絡をして英文の書類を取り寄せる必要がありますが、学校によって、また春休みなどの長期休みになると2週間から3週間ほど取り寄せに時間がかかることがあります。そのため、特にこの証明書は早めに取得しておくことをおすすめします。

 

注意点としては

ご結婚や何かの理由で学校の証明書とパスポートの氏名が異なるケースがあります。

その際には、学校側に新しい苗字を追記してもらえないか確認します。

ただし、学校によっては追記してもらえないケースもあるため、その際には以下の流れで追加書類の取得をしていただきます。

①日本語の戸籍謄本を取得

②翻訳を受け付けている会社へ依頼(大体3000円~5000円程度)

③公証人役場に書類を持ち込み認証を受ける

④マレーシア大使館に証明書を送付し認証を受ける

 

こういった対応が必要となります。

事前にご自身の状況によって、イレギュラーの対応が必要か確認をしましょう。

 

また、卒業したのがかなり前で成績証明書を取得できないというケースもあります。

その際は成績証明書を出すことが出来ないという証明書を取得するようにしましょう。

 

まとめ

マレーシア移住における必要書類の準備、いかがでしたでしょうか?

意外と準備が必要なものも多く、不安になる方も多いかと思います。

 

企業によっても依頼事項がことなるため、今回案内したものが全て同じように依頼されないこともありますが、弊社は企業ごとの依頼された書類のチェックやサポートも行っておりますので、是非お気軽にご相談下さい。

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・ペナン州:発展したペナン島の都市部が観光地として有名ですが、橋を渡った半島部には工業地帯が広がり日系企業も多数。移動には車が必須だが、程よく発展して住みやすいエリア。求人情報数はあまり多くない。
・ジョホールバル:マレー半島南端に位置するシンガポ―ルに最も近い町。日本人コミュニティあり。求人情報数は少ない。
・サバ州/サラワク州:ボルネオ島に位置し、製造業が多いエリア。求人情報数は少ないが、給与は高め。

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