BPOとは?マレーシアでの就職とその魅力を解説!

カテゴリ:
就職関連
更新日:
2023.10.13
マレーシアでの就職を考えている日本人の求職者にとって、業界や職種が未経験・また新卒でもチャレンジできるBPO業界は大きな魅力を持つ分野の一つです。この記事では、BPOとは何か、マレーシアでのBPO業界の特徴や求人情報、働き方について詳しく解説します。

BPOとは何か?

BPOは「Business Process Outsourcing」の略で、ビジネスプロセスの一部または全部を外部の専門業者に委託することを指します。これにより、企業はコスト削減や業務効率の向上を目指すことができます。日本国内では、大手企業を中心にBPOの導入が進められており、多くの企業がこの手法を取り入れています。

 

ビジネスプロセスアウトソーシングのメリットとデメリット

メリットとしては、専門知識が必要な業務を外部のプロに委託することで、高品質なサービスの提供や業務効率の向上が期待できます。また、コスト削減やリソースの最適化も大きなメリットとして挙げられます。

 

一方、デメリットとしては、業務の外部委託による情報漏洩のリスクや、委託先とのコミュニケーションの取りづらさが挙げられます。

 

マレーシアでのBPOの特徴

マレーシアのBPO業界は、多言語対応が可能な人材が豊富であり、高品質なサービスが提供されることで知られています。

特に、日本語を話す人材の需要が高まっています。日本の企業もマレーシアのBPOサービスを利用するケースが増えております。

 

また、日本語を母国語とする日本人はもちろん、日本語を第二言語として学んだマレーシア人も多く活躍しています。日本人の場合、ビジネスマナーや文化の理解が深いため、日本のクライアントとのコミュニケーションがスムーズに行えるというメリットがあります。

 

マレーシアにおけるBPO業界の現状

マレーシアのBPO企業の特色やサービス内容

マレーシアのBPO企業は、カスタマーサポートやデータ入力、会計業務など、多岐にわたる業務を提供しています。特に、日本の企業との取引実績が豊富な企業も多く、日本語対応のサービスが強化されています。日本国内の具体例として、大手電機メーカーや通信企業がマレーシアのBPOサービスを活用しているケースが挙げられます。

 

ただし、日本人を採用したい企業のほとんどは、外資系のアメリカ、ヨーロッパ、インド系の会社が多いため、海外のサービスにおけるカスタマーサポートのポジションが多くなっています。

 

マレーシア就職とBPO

マレーシアでのBPO関連の求人は増加傾向にあり、日本人の求職者にとっては魅力的な選択肢となっています。

 

特に、日本語能力を活かした業務に従事することができるため、キャリアアップのチャンスも広がっています。日本の求人情報サイトやエージェントを通じて、マレーシアのBPO関連の求人を探すことができます。

 

BPO業界でのキャリアアップの可能性と働き方

BPO業界でのキャリアアップのチャンスや可能性

マレーシアのBPO業界では、経験やスキルを積むことで、マネージャーやリーダーとしてのキャリアアップが期待できます。また、多国籍な環境での業務経験は、将来的にグローバルなビジネスの場での活躍にも繋がります。日本国内のBPO業界と比較して、マレーシアでのキャリアアップの可能性やメリットについて詳しく解説します。

 

多様な職種:

BPO業界には、カスタマーサポート、データ入力、翻訳・通訳、ITサポート、会計・財務など、さまざまな職種が存在します。これらの職種ごとに、スキルや経験を積むことで、専門家やマネージャーとしてのキャリアアップが期待できます。 

 

専門スキルの習得:

BPO業界での経験を積むことで、特定の業務や業界に関する深い知識やスキルを習得することができます。これにより、専門家としての地位を築くことが可能となります。 

 

マネジメントへのステップアップ:

BPO企業の中には、大規模なプロジェクトを手掛ける企業も多く、プロジェクトマネージャーやチームリーダーとしてのキャリアアップのチャンスも広がっています。 

 

国際的な経験:

BPO業界は、多国籍のクライアントやパートナーとの取引が日常的に行われるため、国際的なビジネス経験を積むことができます。この経験は、グローバルなビジネスの現場でのキャリアアップに役立ちます。

 

マレーシアでのBPO業界の働き方

マレーシアのBPO企業では、フレックスタイム制など柔軟な働き方が導入されていることが多いです。これにより、ワークライフバランスを保ちながら、効率的に業務を進めることができます。日常業務としては、クライアントからの問い合わせ対応やデータの入力・分析、レポート作成などが主な業務となります。

 

マレーシアのBPO企業の具体的な求人のご案内

こちらは弊社で取り扱っている求人の一部となります。

より具体的な求人内容を見て今後の就職活動の参考にしてみてはいかがでしょうか?

 

日本語のみOKの求人①

日本語のみOKの求人②

日本語のみOKの求人③

 

英語を使用した求人①

英語を利用した求人②

英語を使用した求人③

 

まとめ

BPOとは、ビジネスプロセスの一部または全部を外部の専門業者に委託することを指すもので、マレーシアではこのBPO業界が急成長しています。マレーシアでのBPO関連の求人も増加しており、日本人の求職者にとっては新たなキャリアの選択肢として注目されています。この記事を通じて、マレーシアでのBPO業界の魅力や働き方についての理解を深めることができれば幸いです。

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マレーシアで働くならどのエリア?

日本人を対象とした求人が多いのは、日系企業が多い都市部が中心。求人数が多いのはだんとつでクアラルンプールとその近郊のセランゴール州です。
・クアラルンプール(首都):日本人の大部分はクアラルンプール在住。歴史ある日本人コミュニティがあり、発展した住みやすいエリア。求人数は多く、仕事を見つけやすい。
・セランゴール州:クアラルンプール近郊のエリア。工業団地に工場を構える日系製造業多数。求人数は多く、仕事は見つけやすいが、公共交通機関があまり発達しておらず車がないと不便。
・ペナン州:発展したペナン島の都市部が観光地として有名ですが、橋を渡った半島部には工業地帯が広がり日系企業も多数。移動には車が必須だが、程よく発展して住みやすいエリア。求人情報数はあまり多くない。
・ジョホールバル:マレー半島南端に位置するシンガポ―ルに最も近い町。日本人コミュニティあり。求人情報数は少ない。
・サバ州/サラワク州:ボルネオ島に位置し、製造業が多いエリア。求人情報数は少ないが、給与は高め。

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