マレーシア就職における日本人が住むエリア4選

カテゴリ:
就職関連
ライフハック
更新日:
2023.08.04
マレーシア就職において、お仕事選びも大切ですが特に重要なのは住む場所を選ぶことです。新天地で、かつ海外で生活するとなると出来るだけ失敗せずに居住地を決めたいですよね!今回は、マレーシアの中でも日本人がよく住むエリア、住みやすいエリアを4つに分けて紹介していきます。 いずれのエリアも特徴がありその中にもメリット、デメリットがあるのでそれらの情報を踏まえて、どのエリアに住むのか参考にしてみてみてください。

マレーシアの居住探しで注意すべき点

 

マレーシアで居住探しをする際には、いくつかの注意点があります。

住むエリアを決めることも大切ですが、以下の点も気をつけながら住宅探しをしていただけたらと思います。

 

予算:マレーシアの物価は、日本に比べると安いですが、それでも場所によって大きく異なります。

特に、首都クアラルンプールは物価が高い場所もあります。予算を決めずに物件を探すと、予算オーバーになってしまう可能性がありますので、事前に予算を決めておくことをおすすめします。

 

アクセス:仕事や学校がある場所へのアクセスは、重要なポイントです。

特に、車を持っていない場合は、公共交通機関のアクセスが良好な場所を選ぶようにすることをおすすめします。また、マレーシアのタクシーGrabなどを使用する場合は、自分が勤務する時間帯に渋滞がないかなどもチェックすると良いです!

 

治安:マレーシアの治安は、一般的に良いですが、それでも注意が必要です。特に、夜間家の近くに人通りがあるか。歩いても安全な道であるか等、事前にチェックしておきましょう。

 

周辺環境:周辺環境も、重要なポイントです。スーパーマーケットやコンビニエンスストア、病院、学校などの施設が近くにあると便利です。特に仕事帰りに安くて美味しい屋台やお店が近くにあるととても便利です。

 

【1】家族で住むのに最適:モントキアラエリア

 

 

モントキアラは、クアラルンプールから南西に約10kmのところにある住宅街です。

緑豊かな環境で、日本人学校や日本語補習校も多く、子育てに適したエリアです。

また、モントキアラには日本食レストランや日本食材店も多く、日本人にとって住みやすい環境が整っています。

 

 

メリット:緑豊かな環境で、子育てに適している。

日本人学校や日本語補習校が近くにある。日本食レストランや日本食材店が近くにあるので特にファミリー層が住んでいるエリア。

比較的コンドミニアムの広さも家族向けのおおきさになっていて、3LDKで家賃もある程度高いエリアになります。

また日本人以外にも駐在員の外国人が多く住んでいるため、治安が良く、安心して暮らせる印象です。

 

デメリット:クアラルンプール中心部からは少し離れている。交通手段が限られている。

特に交通の面は運転手や自分で車を持っていない場合はかなり不便です。

そのため常にGrabや車で移動が必要になるため、その分の交通費も高くつきます。

 

コンドミニアムの家賃相場:

モントキアラのコンドミニアムの家賃相場は、1ベッドルーム(約60平米)で月額2,500リンギット程度。2ベッドルーム(約80平米)で月額2,000〜3,000リンギットです。

3ベッドルーム(約100平米)で月額2,900〜5,000リンギット程度とあまり安い金額ではありません。

※あくまでも目安になりますので、ご自身でもお調べいただくことをおすすめします。

 

【2】クアラルンプールの中心地:KLCC/ブキビンタンエリア

 

 

KLCC / ブキビンタン(Bukit Bintang)は、マレーシアの首都クアラルンプールにある繁華街です。多くの高級ホテル、レストラン、ショッピングモール、エンターテイメント施設が集積しています。買い物は全く困らないですが、とにかく観光地の中心地であるため、平日・土日関係なく人混みです。

賑やかな場所で生活したい場合は良いですが、静かな場所で生活したい場合は、合わない方も多いかと思います。

 

 

メリット:交通アクセスが良く、どこへ行くにも便利。 夜遅くても人が多いので、治安面はひったくりなどの心配はありますが、人気のない場所にいくことは少ない。

日本人がよくいくチャンカット(飲屋さんが多い)エリアが近いので、飲み会の帰りも気軽に帰宅できる。

とにかくマレーシアの中心地になるため、エンターテイメントを楽しむことができる。

 

デメリット:全体的に物価が高い。 人が多く、うるさい場所もある(特に近くが飲食店になると夜遅くまで話し声が聞こえることもゼロではない)

 

コンドミニアムの家賃相場:

1ベッドルーム(約60平米)で月額1,800〜3,000リンギット。2ベッドルーム(約80平米)で月額2,300〜3,000リンギットです。

3ベッドルーム(約100平米)で月額2,900〜5,000リンギット程度とあまり安い金額ではありません。

※あくまでも目安になりますので、ご自身でもお調べいただくことをおすすめします。

 

【3】外国人が多く住む:バンサー/バンサーサウスエリア

 

 

バンサーサウスエリアは、クアラルンプール中心部から約10km南西に位置する新興住宅地です。近年、多くの日本人が移住し、日本人コミュニティが形成されています。バンサーサウスエリアは、まだ新しいコンドミニアムも多いため新築や新しい家に住みたい方はおすすめのエリアになっています。また、クアラルンプール中心部へのアクセスも良く、生活に便利なエリアです。

 

 

メリット:クアラルンプール中心部へのアクセスが良く、生活に便利。公共交通機関も利用できる場所が多くあり、駅から近い場所にコンドミニアムなどが建てられていることも多い。近くにショッピングモールもいくつかあるので、普段の生活に困ることがない。

バンサーエリアのショッピングモールを紹介した記事はこちら

 

デメリット:新興住宅地のため、まだ開発が進んでいないエリアが近くにあったりするため、新しいエリアと古いエリアが混在している。エリアによっては新築だが、家賃の高いコンドミニアムもあることと、コンドミニアムの数が限られている。

 

コンドミニアムの家賃相場:

バンサーサウスエリアのコンドミニアムの家賃相場は、1ベッドルーム(約60平米)で月額1,500~3,000リンギットです。2ベッドルーム(約80平米)で月額2,300~3,500リンギットです。3ベッドルーム(約100平米)で月額2,500~4,000リンギットです。

※あくまでも目安になりますので、ご自身でもお調べいただくことをおすすめします。

 

【4】生活費を抑えて生活:アラダマンサラエリア

 

アラダマンサラは、クアラルンプール中心部から西に約20kmのところにある住宅街です。中心地から電車で約30分程度の距離に位置しています。特徴的なのはクアラルンプール中心と比べて物価が少し安く、家賃を抑えられることがポイントです。また一番の特徴は、アラダマンサラにはクアラルンプール周辺で唯一の日本人学校があることです。

 

 

メリット:日本人が多く住んでおり(家族連れもいる)、コミュニティが充実している。クアラルンプールの中心地と比較すると、安い金額でコンドミニアムを借りることができたり、車で10-15分圏内にショッピングモールがいくつか点在している。

 

デメリット:コンドミニアムが駅の近くにないので、Grabや車などの移動手段を使う必要が出てくる。クアラルンプールの中心としまでは、少し遠い場所にあるので、交通費が他のエリアと比較してかかる可能性がある。

 

コンドミニアムの家賃相場:

アラダマンサラのコンドミニアムの家賃相場は、1ベッドルーム(約60平米)で月額1,000~2,500リンギットです。2ベッドルーム(約80平米)で月額2,000~3,000リンギットです。3ベッドルーム(約100平米)で月額2,800~3,500リンギットです。

※あくまでも目安になりますので、ご自身でもお調べいただくことをおすすめします。

 

まとめ

 

 

 

今回は、マレーシア就職における日本人が住むエリア4選をご紹介させていただきました!

会社を選ぶ上でも住むエリア、会社のエリアによっても変わってくるので、事前に自分はどのエリアに住みたいのかも合わせて検討しておくことをおすすめします。

 

また以前、マレーシア転職者のための理想的な部屋探しの流れとポイントを徹底解説 という記事も書きましたので是非参考にしてみてください!

 

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マレーシアで働くならどのエリア?
日本人を対象とした求人が多いのは、日系企業が多い都市部が中心。求人数が多いのはだんとつでクアラルンプールとその近郊のセランゴール州です。
・クアラルンプール(首都):日本人の大部分はクアラルンプール在住。歴史ある日本人コミュニティがあり、発展した住みやすいエリア。求人数は多く、仕事を見つけやすい。
・セランゴール州:クアラルンプール近郊のエリア。工業団地に工場を構える日系製造業多数。求人数は多く、仕事は見つけやすいが、公共交通機関があまり発達しておらず車がないと不便。
・ペナン州:発展したペナン島の都市部が観光地として有名ですが、橋を渡った半島部には工業地帯が広がり日系企業も多数。移動には車が必須だが、程よく発展して住みやすいエリア。求人情報数はあまり多くない。
・ジョホールバル:マレー半島南端に位置するシンガポ―ルに最も近い町。日本人コミュニティあり。求人情報数は少ない。
・サバ州/サラワク州:ボルネオ島に位置し、製造業が多いエリア。求人情報数は少ないが、給与は高め。
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