【マレーシア就職】子供連れでのマレーシア就職は可能なのか?

カテゴリ:
就職関連
ライフハック
更新日:
2023.07.14
近年、教育移住先としてもマレーシアは人気ですね。教育移住をするけれど自分自身のキャリアは築いていきたいという方も多いと思います。今回は子供連れでのマレーシア就職についてご紹介します。

子供連れでの海外就職における十分な計画と準備

 

子供連れでの海外就職は十分な計画と準備が必要です。

以下に、子供連れでマレーシアでの就職を実現するために事前に準備すべき4つのことをご紹介します。

 

①子供の教育環境の確保

子供の教育環境は移住先を選ぶ上で重要な要素です。

マレーシアには国際学校や多言語教育の提供される学校がありますが、入学条件やカリキュラムには違いがあります。

事前に調査を行い、子供の教育環境を確保できる場所を見つけましょう。

また、学費や教育制度についても詳しく調べておくことをおすすめします。

 

② 家族向けの住居を見つける

子供と一緒に生活するためには、安全で快適な住居が必要です。

マレーシアにはさまざまな住居オプションがありますが、家族向けの施設や環境を重視することが大切です。

公園やレクリエーション施設の近くに住むことで子供にとってもより良い環境を提供できます。

また、住宅価格や物件の購入手続きについても事前に調査しましょう。

 

③子供の医療保険を手配する

子供の健康と安全は最優先です。マレーシアでの就職を考える際には、子供の医療保険についても考慮しましょう。

現地の医療制度や保険のカバレッジ範囲を確認し、必要な手続きを行いましょう。

緊急時の医療費や予防接種の情報も事前に調査しておくことが重要です。

 

④ 子供の社会環境への適応支援

子供は新しい環境への適応に時間がかかることがあります。

移住先での子供の社会環境への適応をサポートするために、現地のコミュニティや国際交流団体に参加することを検討してください。

子供が新しい友達を作ったり、異文化に触れたりすることで、移住生活をより楽しむことができるでしょう。

 

⑤生活費や学費を調べる

教育移住でお子様をインター校に通わせたい!と思う方が多いと思います。

インター校の学費も様々ですが、決して安くはないです。そのため生活費や学費を考慮するとどのくらいお給料が必要になるか調べるといいでしょう。

マレーシア給与の平均が21万〜24万円程度となりますので、ご自身の収入だけで賄えるのかご家族から教育費や生活費のサポートが必要なのか考えていただく必要があります。

 

BPO企業について

 

BPO企業の勤務形態について先ずお話させていただきます。

 

BPO企業の勤務形態として月曜~日曜日の週5日、勤務時間についてはシフトローテーションになり24時間勤務体制や6:00~0:00の間で、という状況によっては勤務時間が不規則になる形になります。

シフトについては子供連れだからシフトを日中の時間にしよう等の特別にシフトを考慮してもらえることはなく、お子様の体調不良などで看病のため欠勤が続くと出勤率の低さから解雇されるケースがあります。短期で会社を辞めるもしくは解雇される場合、ペナルティを支払う必要があるのでその点ご注意ください。

 

そのため、人によってはベビーシッターさんに小さなお子様を見てもらったりするなどシフトによっては誰かに見てもらうケースがあります。お子様に何かあった時にサポートしてもらえる環境があると安心できるかなと思います。

日系企業について

 

日系企業の勤務形態について先ずお話させていただきます。

 

日系企業の勤務形態として月~金曜日、9:00~18:00のようなオフィスアワーでの勤務が多いです。そのためお子様がいる場合でも比較的お勤めしやすい環境があるかと思います。

ただ、面談の際に質問されることが多いのですが時短勤務というのは原則的にないのでフルでの勤務になります。

お子様の学校が終わってからお迎えに行ってくれたり、お家で一緒に過ごしてくれる家族もしくはベビーシッターがいると安心ですね。

ベビーシッターは見つけやすいのか

 

ベビーシッターについては現地のマレーシア人に聞いたところ比較的見つけやすいとのことでした。

ただ、日本語を話せる・理解できるマレーシア人を見つけることは簡単ではないかもしれないとのことでした。

英語でのやり取りを望む方は問題ないかもしれませんが、日本語でのやり取りを望む方からするとベビーシッターを探すのは難しいかもしれません。ベビーシッターについては日本人や現地の人から紹介してもらうケースが一般的かなと思います。

 

その他、現地のマレーシア人はアプリ「Sitly-The babysitter app」でベビーシッターを見つけたりするようです。ただ、アプリよりも知り合いからの紹介の方が安心感はありますね!

まとめ

 

結論として子供連れでのマレーシア就職はたくさんの条件をクリアしなければなりません。

ただ、子供連れでのマレーシア就職を実現させるにはきちんと先ずはしっかりと計画と準備をして、お仕事できる環境を整えることが大切になってきます。お子様を預けられる、何かあった時に頼れる家族やお友達、ベビーシッターなどがいれば実現は可能かなと思います。

 

ご家族がリモートワークのためお子さまの送迎は大丈夫、などご家族のサポートがあるというのも就職が叶えやすい環境の1つですね!BPO企業・日系企業関係なく採用担当者は求職者にお子様がいる場合、安心して働ける環境がプライベートであるかを気にしているケースがあります。せっかく入社したけどお子様のことで仕事を続けられない・・・というのは企業側としても悲しく、採用面接においても確認されるケースもあります。そのためきちんと子育てとお仕事が両立できる環境がある上でエントリーができるといいかなと思います。子供連れでのマレーシア就職を実現させるためには周囲の協力があるかどうかがポイントになってきます。

 

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・ペナン州:発展したペナン島の都市部が観光地として有名ですが、橋を渡った半島部には工業地帯が広がり日系企業も多数。移動には車が必須だが、程よく発展して住みやすいエリア。求人情報数はあまり多くない。
・ジョホールバル:マレー半島南端に位置するシンガポ―ルに最も近い町。日本人コミュニティあり。求人情報数は少ない。
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