マレーシアの古都マラッカで、ゆるっと週末ステイ
筆者は今年2025年2月に日本からマレーシアに移住しました。
マレーシアに移住して約半年、週末はカフェ巡りやモールでのんびりすることも多いのですが、「せっかくだし、KLからちょっと遠出してみたい!」ということで、友達と週末に1泊2日でマラッカ旅行に行ってきました。
思ったより近くて、想像以上に楽しくて、美味しくて、「もっと早く来ればよかった」と思ったくらい満足度の高い週末旅になりました。
今回は、そんなマラッカ旅行のリアルをまとめてみました!「週末ヒマしてるな〜」って人の参考になれば嬉しいです。
マラッカってどんなところ?どうやって行く?

マラッカは、クアラルンプールから車で約2時間ほどの距離にある、海沿いの小さな街です。
歴史的にはポルトガル、オランダ、イギリスなどに支配されてきた背景があり、町中にはコロニアル風の建物が数多く残っています。
現在は、マラッカ歴史地区がユネスコ世界遺産に登録されており、観光地としても非常に人気があります。
「少し遠くへお出かけするワクワク感」と「リフレッシュできるちょうど良い距離感」を兼ねそろえた、ちょこっと旅行に最適です!
アクセス方法は主に2つ:
・長距離バス(TBSバスターミナルからRM15〜20くらい)
・Grabや車(4人で割れば1人RM50〜60程度)
私たちはTBSバスターミナルから長距離バスで、KLから2時間ちょっとでマラッカ中心部まで行きました。
時間にルーズなイメージのあるマレーシアのバスですが、時間通りにバスが来て、スムーズに移動出来ました!
時間に余裕があるならバスも全然アリですが、短時間でパッと行きたい人にはGrabが便利です!
ゆるっとスケジュール(1泊2日)
今回の私たちのスケジュールはこんな感じでした!
《Day 1(金曜日)》
15:00: 長距離バスでTBSバスターミナルを出発
17:00: マラッカ到着、ホテルに移動&休憩
18:30: サンセットと水上モスクのコラボを見に、マラッカ海峡モスク(水上モスク)に移動
19:30: ジョンカーストリートのナイトマーケット巡りスタート!
21:00: マラッカ川クルーズ船で夜のマラッカを堪能
22:00: ホテルに戻る
《Day 2(土曜日)》
12:00: チェックアウト → 昼間のジョンカーストリート周辺散策へ
13:30: 街ぶらぶら&ランチ
16:00: 長距離バスでTBSバスターミナルへ
詰め込みすぎず、でも「マラッカに来た感」も味わえる、ゆるめの旅プラン。
街がコンパクトだから歩きやすく、移動が少なくて楽!
絶対外せないスポットと楽しみ方
スタダイス広場&オランダ広場(写真映え100%)

歴史的な背景:
スタダイス広場とオランダ広場は、共にオランダ植民地時代の影響を強く受けており、広場の景観を通じてその歴史を感じることができます。
オランダの赤い建物が並ぶ光景は、マラッカの歴史的な軌跡を物語っています。
観光の中心地:
両広場はマラッカ観光の中心ともいえる人気スポットで、歴史的な建物や美しい景観が多く、散策するだけでも十分に楽しめます。
周辺にはレストランやカフェも多く、観光の合間に地元のグルメを味わうこともできます。
また、マラッカ名物のトライショー(デコ自転車タクシー)も見逃せません。カラフルで派手なデザインが特徴的で、街のランドマークを背景に写真を撮るだけでもテンションが上がります。
実際に乗ってみると、陽気なおじちゃんドライバーが楽しく街を案内してくれて、思わず笑顔になる体験に。
インスタ映えを狙うなら、ライトがキラキラ輝く夜の時間帯がおすすめです!
マラッカ川クルーズ(涼しい・癒される)
暑くなってきたら、マラッカ川のクルーズでクールダウン。
川沿いのアートや建物が水面に映って、ゆっくり30〜40分ほどの船旅はまさに癒し時間。
乗り場近くにベビーカー置き場があり、小さいお子さん連れの方にも安心!
昼よりも夕方・夜が風も気持ちいいのでオススメ!
ジョンカーストリート・ナイトマーケット(グルメ天国)

マラッカ名物のナイトマーケット。金〜日の夜だけ開催されます。
とにかく食べ物の種類が多くて、チキンライスボール、サテー、タルト、ドリアンアイスまで全部楽しめる!
ローカルグルメやお土産、子ども向けのおもちゃ屋さんもたくさん並びます。雑貨も売ってて、ちょっとしたお土産探しにも◎
夕方18時前後から徐々にお店が開き始め、19時頃にはかなりにぎやかに。
道が少し混雑するので、小さいお子さん連れの方は抱っこ紐や迷子対策を忘れずに。
荷物は少なめがベター。現金も多めに持っておいたほうがいいかも!
マラッカ海上モスク(水上モスク)

このモスクは、2006年に正式にオープンした比較的新しい建築物です。
人工島「プラウ・メラカ(Pulau Melaka)」の海岸に位置し、干潮時には海に接し、満潮時にはまさに水上に浮かんでいるように見えるため、「水上モスク」とも呼ばれています。白亜の外壁に、黄金色のドーム、イスラム建築ならではのアーチや装飾が美しく調和し、青い空と海によく映えます。
特におすすめの時間帯は夕暮れ時。沈みゆく太陽が海をオレンジ色に染める頃、モスク全体が幻想的なシルエットとなって浮かび上がります。写真愛好家にとっても、絶好のシャッターチャンスです。また、夜になるとライトアップされ、昼とはまた違う神秘的な表情を見せてくれます。
【注意】モスクの見学は、通常 9:00~12:30、15:30~16:15、17:30~18:30 の枠で開かれており、礼拝時間帯(特に正午の金曜礼拝など)には一般の見学者は入場できないことがあります。日にちや曜日によって時間が変動する場合があります。
そのため、訪問を計画する際はその日の 礼拝スケジュールをあらかじめ確認 しておくと安心です。
The Shore Oceanarium(屋内スポット)
今回私たちは訪れませんでしたが、よくオススメされる室内施設です。
水族館としては小さめですが、触れる展示や3D体験、写真スポットも多く、大人も子供も楽しめる仕様になっています!
宿泊はどこがいい?
今回は中心部からGrabで5分ほどのホテルを選びました。
友達と3人で部屋をシェアして、1泊1人RM80くらいでプール付き、Wi-Fi完備でコスパ最強でした!
マラッカは観光スポットが密集してるので、徒歩圏かGrab圏内に泊まればOK。ホステルもたくさんあるので、もっと安く泊まることも可能です。
行ってよかったポイント

・近い! 2時間で非日常感
・映える! どこを切り取っても写真スポット
・食べ物美味しい! 安くてローカルで、屋台グルメが豊富
・お金があまりかからない! Grab代・宿代・ご飯全部含めて1人RM250〜300くらい
KLに飽きてきた頃にぴったりの小旅行先。
ゆるく観光したい方には超おすすめです。
まとめ:週末で十分楽しめる、 “ちょっとだけ旅”
マラッカは、頑張って旅行計画しなくても楽しめる気軽さが最高でした。KLから気軽に行ける距離でありながら、歴史的な風景・ローカル文化・海の雰囲気など、普段の生活では味わえない要素がぎゅっと詰まった場所でした。
「どこか遠くに行きたいけど、時間もお金もそんなにかけたくない」って時には本当にぴったりです。
今回は友達と3人旅でしたが、2人でもソロでも十分に楽しめます!
何より「知らない場所に行ってみる」っていう行動が、気分転換にもなり、記憶にも残ると思いました。
週末のちょっとした冒険として、次の週末はマラッカに行ってみませんか?
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・ペナン州:発展したペナン島の都市部が観光地として有名ですが、橋を渡った半島部には工業地帯が広がり日系企業も多数。移動には車が必須だが、程よく発展して住みやすいエリア。求人情報数はあまり多くない。
・ジョホールバル:マレー半島南端に位置するシンガポ―ルに最も近い町。日本人コミュニティあり。求人情報数は少ない。
・サバ州/サラワク州:ボルネオ島に位置し、製造業が多いエリア。求人情報数は少ないが、給与は高め。
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