マレーシア移住でかかる生活費まとめ!今後のお給料の目安に!
マレーシアでの平均的な現地採用のお給料はどのくらい?
マレーシアで日本人が現地採用された場合のお給料はどのくらいもらえるのでしょうか。
もちろん職種や企業によって様々ですが目安として、「コールセンターなどのお仕事」「その他日系企業」「その他ローカル企業」の3種類に分けると以下のようになります。
- (外資系)コールセンターやカスタマーサポート:RM7,000~ (約181,000円)
- 日系企業:RM6,000~ (約155,000円)
- ローカル企業:RM5,000~ (約130,000円)
※2021年2月の時点でのレートです
外国から人材を雇うということで、基本外国人の給料はローカルの人の給料より高い場合が多いです。
また、マレーシアでの最低賃金は1ヶ月RM5,000 (約130,000円)ですので、これより下回ることはないと考えて良いでしょう。
ただ日本で得られるお給料と比べると安いことがわかりますよね。
では物価が安いと有名なマレーシアでの生活ではどのくらいかかるのでしょうか?
種類別マレーシアでの生活費まとめ
マレーシアでかかる生活費を詳しく見ていくために、以下に生活する上での出費を6項目に分けて1ヶ月にどのくらいかかるのかをまとめました!
今回は単身で住むと想定しての金額です。
食費
マレーシアでの一人分の1ヶ月の食費はおおよそRM600 (約15,000円) ~ RM1,000 (約26,000円)です。
日本人の平均的な食費が4, 5万であるのに対し、大体2万円前後で抑えることができるのはかなり安いと言えるのではないでしょうか。
自炊以外にも、外食文化が浸透しているマレーシアでは屋台などのローカルフードだと1食RM5~RM15 (約130~400円) くらいで食べることができ、もう少しいいところでもRM20~RM30 (約500~800円)くらいで済ますことができます。
もちろんクアラルンプールなどに行けば日本食屋を含めた高級レストランもたくさんあるので、時々ちょっとしたグルメも楽しむこともできますよ。
最近ではGrab FoodやFood Pandaなどをはじめとしたフードデリバリーサービスがとても人気で、日本よりも安い値段で利用することができるので忙しい日でも安心です。
家賃
家のタイプはいくつか種類がありますが、日本からマレーシアに移住をするのであればお勧めはセキュリティーもしっかりしているコンドミニアムかアパートメントタイプです。
家賃は地域や広さによって随分と変動しますが、日本人にとって住みやすいクアラルンプール(KL)、またはそこから数十分くらい離れるKL郊外 (セランゴール州など) に分けるとだいたい以下のようになります。
- クアラルンプール:RM2,500~RM3,500 (約65,000円~9,400円)
- KL郊外:RM1,500~ (約39,000円)
またその他に、シェアハウスですとRM600 (約15,500円) ~RM1,000 (約26,000円) で住むことができます。
住居によってはジムやプールがついているところもたくさんあるので、気になる方はぜひ見てみましょう!
光熱費・水道代
光熱費や水道代も部屋の広さ、エアコンを使う頻度などで人によって大きく変わりますが、一人で住む場合は月大体RM100~RM200 (約2,500~5,100円)ほどになりますが、エアコンの代わりにファンを使ったりして節約をすればRM100以下に抑えることもできますよ。
マレーシアは暑い国ではありますが、朝方や夕方以降ですとファンでも十分過ごせます。
交通費
交通費に関しては交通手段と移動距離、出かける頻度によって人それぞれです。
マレーシアで利用しやすい交通手段としては、以下のような方法があります。
- 自家用車
- Grab(配車アプリ)
- 電車(LRTやMRTなど)
車社会のマレーシアでは車を持っているととても便利です。ガソリン代は大体1リットルRM1.2(30円)~RM1.4(36円)ですので、日本と比べるとだいぶ安いことがわかります。
ただ車を買う予定がない方でも、KLやその周辺郊外であればその他交通手段で十分生活することができます。
お金の節約をしたければ電車を使いましょう。例えばKL郊外のセランゴール州にあるLRTのケラナジャヤ駅から10駅離れたKLセントラル駅までだと45分かかりますがRM3.6 (93円) でいくことができます。
電車で行きにくい場所や、できるだけ楽に早く行きたい場合はGrabを活用しましょう。先ほどのスバンジャヤ駅からKLセントラル駅をGrabで行くと30分ほどで着きますが、料金はおおよそRM21(540円)になります。
ケータイ代
ケータイの通信費はすでにケータイ本体を持っていれば一人につき月々おおよそRM100~RM150(2,500円~3,900円)となります。日本に比べると少し安いといったところでしょうか。
また、電話などをチャットアプリから利用するのでインターネット通信だけ欲しいという方は、SIMカードを購入後にプリペイドで購入することができます。
その場合は1ヶ月6GほどでRM30~RM40くらいで買うことができ、普通の電話はかけることができませんが受け取ることはできます。
その他生活必需品
ティッシュ類、バスルーム用品、人によっては化粧品などの生活必需品は一月だいたいRM250~RM400(5,200円~10,300円)くらいになります。
箱ティッシュ(4箱入)やトイレットペーパー(10個入)ですとRM15(390円)以下で買うことができ、シャンプーなどもこだわりがなければRM20~RM30(520円~770円)くらいで購入可能です。
まとめ
これらの6項目の平均を全てを足すと大体1ヶ月 (単身の場合)の生活費は、以下のようになります。
- クアラルンプールに住む場合:約RM4,530 (約11万7千円)
- KL郊外に住む場合:RM3,500 (約9万円)
もちろんこの金額よりも安くすることも可能です。
マレーシアは日本よりも物価の幅が広く、日本以上にお金がかかるものもありながら日本の3分の一程度の値段で買えるものもありますので、お金を節約したいときには出費の調節がしやすいのではないでしょうか。
これらの金額とマレーシアでのお仕事のお給料を見比べてみて、ぜひ今後のプランの参考にしてください!
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マレーシアで働くならどのエリア?
・クアラルンプール(首都):日本人の大部分はクアラルンプール在住。歴史ある日本人コミュニティがあり、発展した住みやすいエリア。求人数は多く、仕事を見つけやすい。
・セランゴール州:クアラルンプール近郊のエリア。工業団地に工場を構える日系製造業多数。求人数は多く、仕事は見つけやすいが、公共交通機関があまり発達しておらず車がないと不便。
・ペナン州:発展したペナン島の都市部が観光地として有名ですが、橋を渡った半島部には工業地帯が広がり日系企業も多数。移動には車が必須だが、程よく発展して住みやすいエリア。求人情報数はあまり多くない。
・ジョホールバル:マレー半島南端に位置するシンガポ―ルに最も近い町。日本人コミュニティあり。求人情報数は少ない。
・サバ州/サラワク州:ボルネオ島に位置し、製造業が多いエリア。求人情報数は少ないが、給与は高め。
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