マレーシア就職のリアルな声:日本人がマレーシアで働く理由

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カテゴリ:
就職関連
更新日:
2023.12.01
コロナも明けて年々マレーシア就職を希望する方が増えています。また、2022年10月時点で、マレーシアには24,500人以上の日本人が居住しています。今回は数多くの求職者の方と接してきたキャリアコンサルタントから、日本人の皆さんがどのような理由でマレーシアに来て、来た後にどう感じたのかをご紹介していけたらと思います! 皆さんにこの記事を読んでいただき、改めてマレーシア就職の一歩を踏み出すきっかけになればと思います。

日本人がマレーシアで働く理由

これまで弊社は様々な方のマレーシア就職のキャリアサポートを行ってまいりました。
マレーシアでの海外就職を希望する方の多くは、海外でのお仕事が初めてであること。
海外旅行はしたことがあるが、留学などの経験もなく新しいチャレンジの場としてマレーシアを選ばれる方が多い傾向にあります。

またそれ以外にも
・ずっと海外で働いてみたいと思っていたが、この際思い切って一歩踏み出したい
・日本で生活することに疲れてしまったので、新しい国で第二の人生を歩んでみたい
・アメリカや英語が母国語の国でチャレンジするのは難しいけど、英語を使って仕事をしてみたい
・生活のクオリティを上げるために、物価が安く過ごしやすい国で生活したい
様々な理由でマレーシアを選ぶ方がいらっしゃいます。

 

一概には言えない部分ではありますが、海外でキャリアアップを目指して仕事をしていく、出世するという方よりかは、日本から出てもう少しゆったり生活をしたい、ワイフワークバランスを整えたいなどの人がマレーシアに来る傾向が多い印象です。

また日本からそこまで遠くなく、英語は話せるけどマレーシア人の母国語ではないのもあり、初めての海外就職となった際のハードルが低いのも求職者の皆さんが感じる部分だと思います。

 

実際にマレーシアで働いた人が感じたこと(良い点・悪い点)


色々な声を聞く中でマレーシア移住、マレーシアで働くことのメリットとしては
・物価がそれほど高くないため、生活に苦労することが少ない
(場合によっては日本にいるときより貯金も出来るようになる)
・様々な人種の人が住んでいるため、外国人が生活しても疎外感を感じにくく、英語がそこまで出来なくても現地の人に嫌な顔をされない。(発音が完璧でなくても問題ない)
・中心地であれば英語を使える人がほとんどで、お店やレストランの表記も英語が多いため普段の生活で苦労することが少ない(例えばタイだと、タイ語がメインになるためタイ語を覚える必要が出てくるようです)
・国柄ゆっくりしている人が多いので、海外でバリバリ働くよりワークライフバランスを大切にしたい人には良い環境
・色々な考えがある国に住んでみて、自分の視野が広くなった。もっと考えが柔軟になった。

一部とはなりますが、上記が実際にマレーシアで働く、生活をしてみた印象のなかの良い点です。

 

逆に悪い点については
・日本ほど公共交通機関が発展していないので、遠出するには車やタクシーを使う必要がある
・アルコール類が高いので頻繁にお酒を飲むことが出来なくなった
・何か自宅の修理やサービスを依頼しても時間通りに来なかったり、約束に遅刻してきた里することがある
・朝と夕方の交通渋滞で通勤時に思ったよりも時間がかかった
・マレーシアにいるだけでは英語力が上がるわけではない
こういった点がマレーシアに実際に住んでデメリットもしくは、大変だと感じた生の声になります。
・お客様の対応が日本人だったりするので、完全に日本人や日本語と離れることが出来ない

などの声がありました。

 

海外で生活する以上、マレーシアにとって私たちは外国人という身であるため、時にはマレーシアのルールに合わせて対応していく必要があったり、日本のあたりまえをマレーシアに重ねて考えないようにするというのがポイントになるかと思います。

マレーシア就職の決断から内定獲得までの流れ


マレーシア就職の決断もしくは、マレーシアでの就職を検討したタイミングで、
まずは人材紹介会社へ登録・面談をしていただくのをおすすめします。

 

マレーシアでの生活についてはYoutubeやインターネットで比較的情報を拾うことができますが、実際に自分の学歴・経歴をもとにそもそも自分の希望の仕事に就けるのか?
どんなお仕事に就くことが出来るのか?という現状を知ることがとても大切になってきます。

 

海外転職の注意点としては、日本と比べて求人数が多くないことと、
ビザを取得するためにも自分の経歴で生かせることを海外で発揮する必要があるという考え方です。

もちろん未経験からチャレンジ出来る職種もありますが、
基本的にはビザを取得する条件として応募する求人の「関連した業界、職種経験」があるかどうかも見られるポイントです。

そのため、海外就職とはどういうことに注意すべきなのかを知ることも大変重要な点となっています。

 

具体的な流れとしては、人材紹介会社へ問い合わせ→面談を予約→具体的にどんな求人を紹介してもらえるのかを知る→その後求人にエントリーして内定を獲得するという流れとなります。

弊社へのお問い合わせはこちらからお待ちしております。
また、より詳しい就職までの流れについては、
以前弊社で掲載したコラム記事【2023年版】マレーシア就職するまでの流れこちらを参考にご覧頂ければと思います。

まとめ


今回は、日本人がマレーシアで働く理由を紹介させていただきました。
海外での就職が初めての方も多く、漠然と不安を抱えてしまう人も多いと思います。
まずは、実際に海外で生活をしている人の話しを聞いてみたり、人材紹介会社へ相談をして自分が本当に何をしたいのか棚卸をまずしてみるのもおすすめです!
弊社では、みなさんがなぜマレーシア、海外でお仕事をしたいのかヒアリングさせて頂きながらも、希望と実際の現状をお伝えしてどんな選択が皆さんにとってベターなのか、少しでもアドバイスや情報提供をさせて頂ければと思います。
是非マレーシア就職の第一歩を踏み出すきっかけになれば幸いです!

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マレーシアで働くならどのエリア?

日本人を対象とした求人が多いのは、日系企業が多い都市部が中心。求人数が多いのはだんとつでクアラルンプールとその近郊のセランゴール州です。
・クアラルンプール(首都):日本人の大部分はクアラルンプール在住。歴史ある日本人コミュニティがあり、発展した住みやすいエリア。求人数は多く、仕事を見つけやすい。
・セランゴール州:クアラルンプール近郊のエリア。工業団地に工場を構える日系製造業多数。求人数は多く、仕事は見つけやすいが、公共交通機関があまり発達しておらず車がないと不便。
・ペナン州:発展したペナン島の都市部が観光地として有名ですが、橋を渡った半島部には工業地帯が広がり日系企業も多数。移動には車が必須だが、程よく発展して住みやすいエリア。求人情報数はあまり多くない。
・ジョホールバル:マレー半島南端に位置するシンガポ―ルに最も近い町。日本人コミュニティあり。求人情報数は少ない。
・サバ州/サラワク州:ボルネオ島に位置し、製造業が多いエリア。求人情報数は少ないが、給与は高め。

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