【マレーシア就職・マレーシアでの給与相場を業種別で解説!】

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カテゴリ:
就職関連
更新日:
2023.08.25
マレーシアは急速に成長するアセアンの中心都市として、多くの日本人にとって魅力的な就職先となっています。しかし、業種によって給与がどれほどのものなのか、実際の生活費とのバランスはどうなのか、イメージがしづらい人も多いかと思います。 今回はマレーシアの労働市場をお伝えしつつ、業界別での給与相場や、生活コストについてもお伝えしていきたいと思います!

 

 

マレーシアの労働市場の概要

 

 

マレーシアはASEAN諸国の中で注目の経済成長を遂げており、多岐にわたる産業が存在します。ITインフラの発展や都市の近代化に伴い、多くの国際企業がマレーシアをビジネスの拠点として選んでいます。現在、マレーシアで一番日本人を採用しているという観点からお伝えすると、BPO業界の外資系企業が圧倒的にニーズが多いと言えます。

それ以外には製造業やIT関連の企業の進出が多く見られます。

-そもそもBPO業界とは?

 

BPOとは「Business Process Outsourcing」の略で、日本語に訳すと「ビジネスプロセスアウトソーシング」となります。これは、企業が自社の非中核業務を外部の専門業者に委託することを指します。つまり、自社でやるにはコストがかかりすぎる、または専門的すぎるような業務を、外部の専門家や会社に任せて、自社の主要な業務に集中することを目的としたものです。

主要産業とその特徴

 

-BPO業界

 

マレーシアはビジネスプロセスアウトソーシングの中心地として知られています。多言語を要求されるこの業界では、日本語の能力を持つ者が高く評価されます。会社の中にいくつかのプロジェクトが存在し、プロジェクトによっては100人以上在籍しているチームもあるため、比較的採用の機会が多いのが特徴です。

– 製造業 

 

エレクトロニクスや自動車産業など、多くの分野で製造が行われています。日系の大手企業の進出も目立っているため、特に製造業経験者や技術職の方を採用する傾向にあります。

-IT業界

 

マレーシアはテックスタートアップのハブとしても知られ、AIやIoT、ブロックチェーンなどの最先端技術の開発が進められています。日本での大手企業の進出は少ないですが、特にITの商材を扱う営業やエンジニアなどの採用が盛んです。

– 金融・コンサル業

 

マレーシアには日本から海外へ進出したい企業や、会計周りをサポートする企業が複数存在しています。会計の知識を持っている方、コンサルティング事業の経験者などを募集する企業もあります。

業種別の給与相場

 

– BPO業界

 

月給平均: RM8,000〜RM9,000  

特徴:日本語のみのお仕事もあり、英語ができる求職者の方はより給与が上がる傾向にあります。また平均の給与が他の業界に比べて高く、またマレーシアへの渡航費用、到着後1-2週間のホテルの部屋を付与したりと福利厚生も充実しているのが特徴です。

– 製造業

 

月給平均: RM7,000〜RM15,000

特徴: 製造業のお仕事については、ポジションや役職によってかなり変動が大きくなります。一般的な営業職の仕事であれば、RM7,000-8,000程度になりますし、

技術職や管理職はさらに給与が上昇します。ポジションによってはRM10,000以上出るところもあります。

-IT業界 

 

月給平均: RM7,000〜RM10,000  

特徴: 技術の専門性や経験年数によって給与に大きな差が見られますが、基本的な営業のポジションになるとRM7,000程度から。エンジニアなどの技術職になると、RM8,000-10,000程度まであがることもあります。

-金融・コンサル業

 

月給平均: RM10,000

特徴: 基本的には会計の専門知識やコンサルティングの経験がある方を求めるため、会計士や資格が必要なポジションになると、RM12,000以上の給与になることもあります。

給与相場とマレーシアの生活コストの関係

 

 

-マレーシアの一般的な生活費

 

あくまでも人によって生活費は異なるため、平均的なものを共有させていただきます。

独身でマレーシアで生活している場合の生活費は、1ヶ月の平均生活費は約RM3,000〜5,000前後が多いようです。都市部と地方では生活費に差がありますが、基本的には食費や交通費などがリーズナブルに抑えられます。

以前生活費の細かい例を載せたこちらの記事も参考に見てみてください!

– 給与から見るマレーシアでの生活の質  

 

ある程度平均的な給与を受け取れるポジションに就ければ、マレーシアでの生活の質は高い状態で維持することが可能です。特に、食費や住居に関しては日本と比べてもリーズナブルに楽しむことができます。また、マレーシアは自然や文化が豊かで、休日を使って観光地を巡るなど、充実したオフタイムを過ごすことができるのも魅力の一つです。

ただし、その一方で交通渋滞や気候の問題(高温多湿)、異文化間のコミュニケーションの壁など、慣れない点も多々あります。それらの環境に適応することが求められるため、情報収集や前もっての準備が大切です。

まとめ

 

 

今回は、マレーシア就職における給与相場のご案内をいたしました!

マレーシアでの就職は、確かなメリットを享受できる一方で、慣れない環境への適応が求められます。もちろん給与をもらうことも大切ですが、ご自身にとってマレーシア就職で何が一番大切なのかという点もしっかりと考えながら、転職活動をしてもらえたらと思います。

また、弊社では無料で就職支援をしており、まずはオンラインでマレーシア就職や内定獲得のために必要な情報、マレーシア生活の情報などを共有させていただきます。

お気軽にご連絡やお問い合わせをお待ちしております。

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日本人を対象とした求人が多いのは、日系企業が多い都市部が中心。求人数が多いのはだんとつでクアラルンプールとその近郊のセランゴール州です。
・クアラルンプール(首都):日本人の大部分はクアラルンプール在住。歴史ある日本人コミュニティがあり、発展した住みやすいエリア。求人数は多く、仕事を見つけやすい。
・セランゴール州:クアラルンプール近郊のエリア。工業団地に工場を構える日系製造業多数。求人数は多く、仕事は見つけやすいが、公共交通機関があまり発達しておらず車がないと不便。
・ペナン州:発展したペナン島の都市部が観光地として有名ですが、橋を渡った半島部には工業地帯が広がり日系企業も多数。移動には車が必須だが、程よく発展して住みやすいエリア。求人情報数はあまり多くない。
・ジョホールバル:マレー半島南端に位置するシンガポ―ルに最も近い町。日本人コミュニティあり。求人情報数は少ない。
・サバ州/サラワク州:ボルネオ島に位置し、製造業が多いエリア。求人情報数は少ないが、給与は高め。

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